けいさんにはみゆきさんの替え歌ばっかりTBしているので、たまにはそれ以外の話題も。今回もほのぼのしちゃってなくてで申し訳ないのだけれども。

☆けいのほのぼのしちゃったのね☆
自由 自由 ひどい言葉ね

「自由」という概念がとても嫌いです。
911テロの後アフガンを攻撃した時も、イラクを攻撃した時も、アメリカは「自由」という言葉と星条旗を掲げて攻撃をはじめました。

タイトルの"Liberte, Egalite, Fratanite"というのは、フランス革命のスローガン。日本では「自由、平等,博愛」と訳すようですが、おそらく難易度もこの順なのでしょう。自由は自律、平等には公正、そして博愛には寛容があってはじめて成り立つのですがねえ。

そういう意味では、イラクでのアメリカは「自由」という言葉の面汚しもいいところ。言葉を責めないであげて欲しい。辞書に載ってないからって「不可能」はあるのだから。

「自由」であれば、アメリカに追随して自衛隊を他国に送っても良いのだろうか。そういうひとつひとつの所作が今回の半日デモに表れているんだと思います。

これは例としては不適切かつ逆効果。彼らにはデモを客観的に報じる自由も、「大躍進」や「文革」を批判的に報じる自由もないのですから。

人ヲ傷ツケル自由。
人ヲ殺ス自由。
家族ヲ切リサク自由…。

忘れられがちですが、あのHitlerも選挙で民主的に選ばれましたよね。

おそらく自由とは、その恐ろしさを知るものだけに与えられるべき特権なのでしょう。

しかし、それ以外にどうやって平等を経て博愛に至れるのでしょうか。

Dan the Liberal, Equal, and Fraternal Man, or the Man Who Longs to Be