まさかの、献本御礼。

そして、まさかの完結。

2005年7月18日の書評

書評しようと思ったら4巻が出てる!

しかし、どう書評したらいいのやら....

ロンパース夫妻が「監督不行届」でとりあげ、また本書第三巻のオビで「ハト読め!」と絶賛しているように、面白いことには間違いないのだが。

主人公の「ハトよめ」は、「モバイルがストラップをボランチする」ITベンチャーの社長の嫁。これだけでも想定の範囲外なのに、ハトビームという凶悪な必殺技までもっていて向かうところ敵なし。このハトよめがやりたい放題ぶりが本書の魅力なのだが、なにせのっけから退屈しのぎに「5...4...3...2...1」「ファイヤー!!」と屁をぶっぱなし、暖めていた卵を巣の外に蹴りだす豪快ぶり。その卵の中にいたひなの産声が「ぶっ殺す!」。

これだけ想定埒外の一家なのに、なぜ他人事に思えないんだろう....

だめだ。うまく説明できない。ここはやはりハトよめの決め台詞に締めてもらうしかないだろう。

いいから。

まさかあんなにきれいな大団円になるとは。十二支ビィィーッム!!

しかしこれからはビームなき日常が待っているのかと思うと、ちょっと憂鬱。

ありがとうございまんた!!

Dan the Mesmerized Fan Thereof