1300号記念特大号が届いた。実は今回も、前回2005.05.23号の時のようにInterviewを受けていたのだ。

しかも、取材体制も前回よりも綿密であった。前回は井上記者のみだったが、今回は3名。撮影こそなかったが、取材時間も2時間に及んだ。

にも関わらず、今回は私のInterviewの下りは記事には使われなかったようだ。

404 Blog Not Found:人生は時間外取引だ - Errata, Addeda & FAQ
ただし、「世代飛ばしの破壊力」という、日経ビジネス側の「主題」があって、あくまでその主題を埋めるためのモザイクのタイルの一枚という点に関しては、他のInterviewと変わらない。

今回私の用意したタイルは、編集部の描いた絵にはどうもはまらなかったようだ。

肝心の記事の内容だが、「分断国家ニッポン」の分断ぶりの分析はまあこんなものだろう。「さよなら総中流」というのは遅すぎた挨拶のような感じが否めないものの、挨拶しておくにこしたことはない。

しかし副題の「格差エコノミーはこう生き残れ」という提言部分はどうか。

編集部から
国としても、個人としても、この試練と真正面から向き合わなければなりません。(編集長)

「真正面から向き合わなければならない」のは、編集部も同じはずで、編集部とて真正面から向き合ったつもりではあったのだろう。しかし、むしろ少数派となりつつある「一般サラリーマン」に自らを位置づけているであろう編集部員の諸兄は、問題の存在までは見えても、対処まではわからなかったようだ。彼ら自身にしてからが、どう生き残ればいいかわからないように見受けられる。

その点が、むしろ私には滑稽に感じられる。編集者は作家ではない。自ら提案を出す必要などないのだ。提案を持つ人間を探し、Interviewすればよかったのだ。

なんとも「残尿感」((C)板倉雄一郎)の残る特集であった。

Dan the Interviewee of Yours

第2特集の「韓流日式」はお薦め。ロッテを作り上げた(重光|辛)氏は、前から多いに興味があったので、思わぬ拾い物をした感じ。