今回のOSCONの目玉は、なんといってもこのTuesday Evening Extraveganzaだろう。
Matzにっき(2005-08-02)ま、とにかくRuby陣営からBest Hackerを出せるということは光栄なことだろう。
これに突っ込みを入れる形でちょいと紹介。
その後、Larry Wallの「State of the Onion」。このタイトルで何回目の話だろう。 今回はお子さんも連れてきていて(二人連れてきていたようだ。4人のお子さんのうち何番目かは不明)、 お子さんの作ったカードゲームをベースに話をしていた。
訳すとしたら「一般教祖演説」かな:) 子供たちですが。長女Heidiを除く全員。なんでHeidiがいなかったかは聞きそびれました。Wall一家の家族の肖像はこちらに書いた通り。
そのカードゲームへの導入として、あのArtistic License to KillなLarryがスライドに登場したのですが、その時のセリフ「なんで悪の集団に『スペクター』とかバレバレな名前を付けるんだろう。悪人といえば、毒蛇の名前とか」ときてぼそっと「"python"とか」(超意訳)というのが会場で一番受けてたところ。
それからPaul Grahamの話。 仕事ってのは相当な割合の「無駄に見えること」から成り立っていて、 でもそれを正面切って認めることができないでいた(遊んでることになっちゃうから)。 オープンソースやブログは、その無駄に対する肯定を含んでいるから重要だ。 とかいうような話。
これもなかなか面白い話で、ありがたいことにすでにP.G.がWebに文章が公開してくれてます。
しかし、ああ
で、ここで中座してしまった。そろそろ木曜日のスライドの準備が気になるしね。
ああ、もったいないっ一番面白かったのがこの後のDamian Conwayの"Fun With Dead Languages"だったのに!
本題に入る前に、Lara Croftのそっくりさん達、いやコスプレイヤーが職業として成り立っているという話で、一通り世界中の面白Lara(男性含む!)を紹介した後、オープンソース界の重鎮達のアイコラがどーん。TimやLarryやPaulが短パンに2丁拳銃でぽ〜ずりんぐしてます。
傑作だったのが、その後の本題、Dead LanguageのトップがLispだったこと!しかもPaul Grahamのプレゼンの直後で、一同大笑いの後、P.G.のアイコラがもう一度登場して会場大爆笑。やっぱ偉人を讃えるにはこうでなくっちゃ!。
その後、PostScriptを使ってレーザープリンターにモンテカルロ法でπを計算させて、一回ループが終わるたんびに計算結果を印刷させたりだとか、「:=で=を置き換えようとした言語は必ず死ぬ」だとかと進んで行き、最後はDamian謹製Lingua::Romana::Perligataを使ってPerlにラテン語を話させるという話題で締めくくられました。
あれだけのためにOSCONに行ってもいいぐらい楽しませてもらいましたヨ。
Dan the Speaker Thereof
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