ついに始まったか。
livedoor ニュース - 米アマゾン、本のページ売りサービスを来年から開始=本のデジタル化で【ライブドア・ニュース 11月04日】− CBS MarketWatchによると、オンライン書籍販売大手アマゾン・ドットコムは3日、インターネット利用者が、本を1冊丸ごとではなく、ページ、または章(チャプター)単位で、必要な部分だけ購入できるサービス「アマゾン・ページズ」を来年から開始すると発表した。
紙の本のWeb化というのは、古くて新しいアイディアだ。Project Gutenbergや青空文庫は、これらの企業よりも歴史があるし、O'ReillyもSafariをはじめて久しい。GoogleもまたGoogle Printを始めてすでに1年になる。
しかしご存知のとおり、Googleの方は米出版業界団体(AAP:Association of American Publishers)からものいいが着いている。技術的には素晴らしいGmailやGoogle Newsもなかなかβを抜け出せないでいる。
GoogleがDo No Evilに固執するあまりDo You Goodという視点があまりに欠落しているからではないか。「機械がやるからEvilではない」、そうかもしれない。しかしGoogleに入る莫大な金を、Googleがどのように還元しているかを見ると、率直に言って「みみっちい」の印象を受けざるを得ない。
DejanewsやWikipediaを引き受けるというのはどちらかというと「経営戦略」(Strategy)というより「社会貢献」(Philantholopy)の範疇だし、主力の利益還元ツールであるAdSenseも、どういう基準でアフィリエイトを選んでいるのか説明責任を果たしているとはとても言えない。
今回のAmazonのなか見!検索は、おそらくGoogle Printほど物議をかもすことはないだろう。こちらははじめから出版社の利益のことを考慮しているからだ。
実際、還元率で比較すると、Amazonの「気前よさ」とは好対照だ。見てのとおり私のサイトではAdsenseもAmazon Associateも両方やっているが、Amazonの方がはるかに「儲かって」いる。その差10:1以上だ。コンテントプロバイダーがどちらに対して好意的になるかは一目瞭然だ。
EPIC2014やEPIC2015にはGooglezonというGoogleとAmazonが合併した超巨大企業が出てくるが、これらのFlashの内容はどちらかというとGoogle寄り、すなわち「Webの自動化」というところに焦点があてられているようだが、ユーザーはむしろAmazon寄りの統合、すなわち「Webによる利益還元」の方に軍配を上げるのではないか。
Googlezonではなく、Amazoogleなのだ。今のところは。
Dan the Man with a Long Tail
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