この気持ちはよくわかる。
高校教師の補講ブログ: PC素人の立場から、電子書籍には反対では、なぜ読むと疲れるのか。それがずっと分からなかったのだが、ついさっき気づいた。
「横書き」が原因だ!!
私自身、日本語を読む時は縦書きの方が好きだ。ただこれは縦書きだから好き、というより片手で読む時に左手を使えるからというのが大きいかも知れない。文庫か新書を手に取っていただければお分かりになると思うが、片手でページをたぐると、縦書きだと左手、横書きだと右手になる。
私はなぜか首を左に傾けることは容易でも、右は辛い。ねっころがって本を読む時、うつぶせの体制だと首は左側をいつも向く。この姿勢で読む時には縦書きでないと無理だ。首が傾いているから本をそう読むようになったのか、本をそう読むようになったから首が傾くようになったのかは「にわたま」だが、とにかく私的解剖学的にはそうなってしまっている。
ところが、見出しをぱっと見るときは、横書きの方がずっと楽なのだ。縦書きの本でも、本のオビは横書き。だからニュースや論文は、横書きの方がずっとありがたい。あと電脳言語は事実上横書きオンリーの世界でもあり、新書ですら横書きを取っているものが多い。横文字が一定上以上あると、縦書きが辛くなってくる。
人には見せられないような姿勢で朝刊を読みたいw
トイレで2丁拳銃読みをするのは、私の至福のひとときであるw
そしてこれからはパソコンに慣れた人々が多数派になっていくだろうから、dan氏がいうように、私などが反対しても、電子書籍の流れが進んでいくのかもしれない。
実はWeb書籍というのは、何もWebだけで完結する必要はない。紙に出力したっていいのである。その時に適切がソフトがあれば、縦書き印刷も可能だろう。それどころかプリンターが進化して製本してくれるようになるやも知れない。
一つ確かなのは、すでに出版の現場においても「紙に落とす」のはもう最終段階になっているということ。作家がワープロで書いたものをmailのやりとりで推敲して、ゲラはPDFで確認するというのが未来ではなく現代の常識になっている。だから最終段階前に売り上げが立つようなしくみは誰にとっても悪いことではないはずだ。
「紙かWebか」ではない。「紙もWebも」というのが正しい欲張り方なのではないだろうか。
Dan the Bibliomania
横書きの輕み・散漫
―学生に対する実験から―