同様の指摘がmailでもあった。渡りに船のコメントである。
404 Blog Not Found:「朝まで生テレビ!」2006.01.27-うしさんのコメント小飼さんの発言は出来る人の勘違いが酷かったと思います。
「オレが出来るのにどうしてお前は出来ない。」
パソコンが使えない人はこれからも大勢残るし
ネットを使い人もニュースはマスコミサイトを覗くだけで
済ませる人がほとんど。
ブログを覗いて深く検証する人なんて何%なんでしょうか。
誤解されているのはうしさんなのだが、しかしあの時の樋口恵子氏と私のやりとりを見てそう受け取られるのも理解できるのでここで我が意を改めて述べておこうと思う。
私が最も言いたかったのは、かつてはとにかく、今やマスメディアに取り上げてもらえないということを自分の意見が伝わらないことの言い訳にはできない、ということである。
パソコンが使えるかどうかはあまり関係ない。読むだけなら年齢はあまり関係ないし、書く方においては何も自分で入力までする必要はなく、人にやってもらえばいいのだから。実際、ここで取り上げた「インターネット的」によると、「ほぼ日」ことほぼ日刊イトイ新聞のもしもしQさんQさんよへの邱 永漢の寄稿は、すべてFaxでなされているとのことである。
マス以外のメディアがないのであれば、樋口氏のマスメディア批判も至極当然であるのだが、今やそうではない。いや、かつてだってマス以外のメディアは存在したのだが、それが「マイメディア」と言えるところまで下りて来たのはやはりここ数年のblogの功績が大きい。しかしblog以前にも「ほぼ日」は存在したし、ネット以前にもメディアは存在していたのである。
ましてや、樋口氏はネットはとにかく著書も多々あり、明らかに「メディアを持つ人」である。マスメディア批判のネタは数あれど、少なくとも樋口氏の論点はマスメディアを責める理由とはならないのではないか。
マスメディアは多数あるメディアのごく一部に過ぎず、そしてマイメディアを誰でも簡単に持てる時代になっている以上、少なくとも「発表の場を奪われている」という嫌疑をマスメディアに着せるのはそれこそ濡れ衣というものではないか。
長野智子blogこれからは東京地検と、最強(?)と言われている弁護団の対決になりますが、ちょっと報道が過熱しすぎ。
ましてやこのように、マスメディアに定常的なアクセスを持つ者ですら、マスメディアに載せきれないことを「マイメディア」に載せているのである。マイメディアを持とうとせずに、マスメディアに文句を言うというのは、批判ではなく怠慢なのではないだろうか。
Dan the Man with the Media of His Own
進法がわからないで恥ずかしくなったバカな自分でさえ(なんとか)ブログをやれています Orz
たしかに樋口さんの発言には「おや?」と思いましたね。
ネットがわからないのはオジサンオバサンだけじゃないんです(汗)