「Officeオヤヂ」撲滅運動には私も署名するのにやぶさかではないが、Excelだけは現時点では目こぼさなくてはとも思う36歳オヤヂ、それが私だ。

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もうあきらめて、しかるべき手続きを取らないと、Excelをメール添付してもテキストに変換されちゃうって方向に技術を進化させてしまおう。
アンカテ(Uncategorizable Blog) - 政策的にEXCELからWikiへの置きかえを誘導せよ!
これ、よくわかるなあ。我々の業界でも仕様書をExcelで書く人が多くて困っている人も多いみたいだし。
私の二次記憶 - 頼むからやめてくれ
頼むから、Excel をワープロ代わりにするの止めて欲しいです。パソコン音痴のオジさん社員に変なこと教えて、後ろ盾しないで欲しいです。

今のところ、Excelには代えがない。

Wordを添付してくる人には、ベタtextをmailを書く方がご利益が大きい事は見せればわかる。そうして私はかなりの人の「.doc添付症候群」を治療してきた。PowerPointにしても、手製の高橋メソッドツールの方が「破壊力」が大きいことは実例を持って示す事ができる。「印刷するときにレイアウトが崩れるのが困る」なら、PDFがある。

しかし、今のところ.xlsに置き換わるものは存在しない。

勘違いしてもらいたくないのは、ただ罫線つきの表を書きたくてExcelを使うオヤジまで弁護するつもりは私には毛頭ないいうことだ。これであればWikiにだってできるし、tsvをtable tagのHTMLに直すtoolなら、私自身いくらでも書いている。

しかし、こうして作ったドキュメントは、「死んでいる」。もう少しわかりやすくいうと、「シメて」ある。

私が「代えが利かない.xls」というのは、「生きた」ドキュメントだ。特にセルの中の数式は重要で、これは他の環境にコピペした時点で「計算結果」に置き換わってしまう。これでは「使えない」。

最近になって、表計算までカバーしたWeb Appがちらほら登場しているが、残念ながらまだExcelには及ばない。OpenOfficeもありがたいが、Excelより重いというのにも難がある。「M$製品に出来る事はすべて出来ます」というのは、Switchの理由としては不十分だ。やはり「M$製品に出来ない事もできます」とか「M$製品に苦手な事もこんなに簡単に」」がないと。Firefoxだって、Tabがなければこんなに普及しただろうか。

一般名詞を製品名にすることを好むMicrosoft製品の中では、Excelというのは名前からして異彩を放っている。OSですら代えが利くこの世界で、今や敵なしである。デスクトップはMac OS X、WebブラウザーはFirefoxという私も、Excelだけは手放せない。

なぜ、このSpreadsheet(表計算)の世界ではInteroperability(相互運用性)に対する追求が他より甘かったのかというのは、結構な謎である。MicrosoftはOfficeドキュメントを全部XML化することを表明してはいるが、それによるInteroperable Environment (相互運用環境)が確保されたという話はまだ聞かない。

しかし、実のところ、これほど切実にInteroperabilityが欲しい分野もまた存在しないのである。

Excelは今や、Microsoftの最後の聖域かも知れない。

Dan the Reluctant Excel User