[初出2006.10.20; 追記2006.10.21; 発売開始まで更新]
見本誌が先ほど到着しました。
発売日10月21日なので、本日予約しておけば週末中、遅くても週明けには手に入るでしょう。
今回私がインタビューしたのは、いやなブロガー、もとい「いやなブログ」のブロガーとして、そしてBinary 2.0の提唱者としても有名な高林哲さんです。WEB+DBで扱う開発環境は、Javaを除けばあまり「Binaryっぽく」ないのですが、それだけにBinary 2.0とは何なのか、Binary Hackingとは何なのかを提唱者の口から直接聞けるのは収穫だと思います。
このインタビューを呼んだあと、来月上梓予定のBinary Hacks(現時点ではまだページなし)を手に入れれば、Binaryに関するあなたの知識も倍ナリといったところでしょうか....さぶっ。
と、とりあえずここまで書いた所で時間オーバーかな。外出先から戻ってきたら追記します。
というわけで、追記。
今回は私の連載分も含めて、Binary特集の感が強い。動的言語の例はAjaxの例ぐらいで、あとはJavaが多い。たまにはこういう号があってもいいか。
WEB+DB PRESS実演! テスト駆動開発 プログラマのための設計技法(ムービーもWeb配信)
もはやPerlとかRubyとかでは、TDDは常識化しているし、そのための支援環境もかなり充実しているのだけど、Javaではどうよ、というのがこの特集。でもタイトルはちゃんと「Javaプログラマのためのテスト駆動開発」とすべきだと思う。この分野ではもうPerlとかの方がずっと進んでいるのだし。でも見てるとやっぱめんどそうだなあ。Eclipseの中で生活できる人はあれでもいいのかも知れないけど。
“速く・美しく・効率的に”開発するためのAjaxの定石
一カ所ガセを見つけたので指摘。
pp.57まず速度ですが、innerHTMLは代入時にHTMLの構文解析が入るので、速度的にはDOM操作が有利です。
期待に反してそうでないのは、404 Blog Not Found:javascript - DOM vs innerHTML benchmark on MacBook Proでの指摘した通り。このあたりはamachangにちゃんと査読してもらった方がよかったのではないか?JavaScriptはいろいろな意味でベテランの期待を裏切ることが多いので、普通の査読プロセス、すなわち実践的な執筆者の論文をベテランの理論派に査読してもらう(たとえば前号に私が書いたHaskellの記事)というのとは逆のメソッドを適用した方がいいと思う。
あとは、実際に本誌を手に取ってご確認くださいませ。
Dan the Interviewer
GHCのobject codeの解説だれかしてくれということを
書いておられましたね。
私は詳しくないのですが、また、もっと詳しいところで
そんなの基礎だ、といわれるかもしれませんが、
ghc-6.6/rts/StgCRun.cあたりは
STG(The Spineless Tagless G-Machine)で調べれば
探しやすいかも。そこまでなら書籍も読んだことがあるような気がする。
http://d.hatena.ne.jp/m-a-o/20061105#p1
にすこし解説を書いている人もいますね。