ネット空間で特に顕著だが、日本人は梅田望夫にツッコまない。

My Life Between Silicon Valley and Japan - 直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。
ネット空間で特に顕著だが、日本人は人を褒めない。

以前から本blogで言ってるけど、もっとツッコめよ。心の中に違和感があったら口に出せ。誰だっていくつになったって、他人の違和感は指摘されなければわからない。そういう小さなことの積み重ねで、ものごとは回りもするしつまづいたりもする。「人を批判する」というのは、「ある対象をより善くしていく能力」と密接に関係する。「ある対象をより善くしていく能力」というのは、人生を生きていく上でさらに大切なことだ。「ある対象のすでに良い所しか見ない能力」を持った人が、米国社会では幅を利かせすぎている。それで知らず知らずのうちに、影響を受けて世界の若い人たちの思考回路が脳天気になる。自己評価が過剰になる。「嫌なこともしないと生きていけない」なんて思っちゃいけないんだとか自己弁護している。それがいけない。自己評価が過剰なのが一番いけない。

私だって、君たちを見ていて、いい所とか、それで充分なところとか、たくさん見えるよ。でもそんなこと指摘されて何を得る?

それでもっと悪いのは、ダメな大人の真似をして、自分の日常は棚に上げて、アメリカンドリームばかりを追いかけている人がいることだ。そうするとかっこ良く見えると思っているかも知れないけど、そんなことしている暇があったら自分で出来ることをやれ。

梅田望夫テンプレートは以上。次。

blog.bulkneets.net : [あとで消す] 梅田望夫さんの感動的なお言葉
ところで、お前はてなのコードどんだけ書いたの?

*.hatena.ne.jpのコードなら一行も書いてないだろう。しかお前にとってのコードってそれだけか?ちいせえなあ。

梅田望夫は、株式会社 はてなのコードを書いているんだよ。それがトリビアルな仕事だと思うか?オレは今も両方のコードともチンタラ取り組んでるけど、両方ともガチで取り組むのは2年が限度だったぜ。

あと、ウェブ進化論って本も書いてる。ダーウィンがゾウガメになったりフィンチになったりしてないからってダーウィンが何もやってないことになるか?

プレイヤーにはプレイヤーの、チアリーダーにはチアリーダーの役割ってもんがある。そりゃプレイヤーだけでも試合は出来るけど、それで試合を楽しめるのはプレイヤーだけだ。チアリーダーがいることで、観客も試合を楽しめるし、プレイヤーもはりきる。

バックシートドライバーの言うことをいちいち気に留めるのは、運ちゃんとしちゃ二流だぜ?

malaの[あとで消す]は、以上。次でシメ。

褒められなければ、やる気が出ない。しかし批判されなければ直さない。それがおれたち。

褒めの反対って何か?貶し、じゃない。批判でもましてない。

愛の反対が無関心なら、褒めの反対は無反応。一番いかんのは、実はこれ。

勘違いして欲しくないが、居酒屋で聞こえるアレは、「反応」じゃない。それを聞いて何か意味のある行動を取れる人の耳にとどいていないんだから。もし日本人に問題があるのだとしたら、愚痴と批判を取り違えていたことだ。居酒屋で威勢のいいこと言っている奴に限って、二日酔いで投票に行かなかったりするもんな。

褒めるなら、落ち込んでいる奴を褒めろ。批判するなら、ノッテる奴を批判しろ。バグフィックスやメンテナンスや急患の対応でてんてこまいの奴を批判して、時の人を褒めるなんて、逆もいいとこじゃないの?

Dan the Coder