そうおっしゃる割には多いようにも思うのだけど、むしろ私には TextWrangler と mi が入っていないのが驚き。

CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:マックを買ってきたらインストールするソフト(マック入門のすすめ)
せっかくなので、今回インストールしたアプリを一覧にしてみましょう。ほとんどが定番モノで、標準添付のもの以外で敢えてインストールする数は年々減ってきています。

GeeksにとってText Editorというのは死活問題。CLIのものであれば、vimかemacsかぐらいしか選択肢がないので楽なのですが、MacでGUIで日本語も扱えるものとなるとそこまで定番化しているのはないのが現状のように思います。Windowsだと秀丸が定番化していて、MacでもOS X以前はJeditがそれに近かったのですが、このあたりの状況はOS Xになってから変わってきたように思います。

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その中でも、一番変わったのが、TextWranglerが完全にフリーになった上にUnicodeにも完全対応したことでしょう。日本語を扱うにあたってやることといったら、せいぜいフォントをMonacoからOsakaー等幅にするぐらい。実はこれとて全角が半角2文字と完全に等幅にするためだけで、単に日本語を表示して編集するのであればそれすら不要です。漢字一文字を消すのにdeleteキーを二度押す必要ももはやありません。

無限数Undo、正規表現に対応した検索と置換、シンタックスカラーリングといった、Geekに欠かせない機能は全てそろっています。なによりすばらしいのは、こうした機能が実にすっきりとまとまっていること。ごしゃごしゃしていないのです。Text Editorのみならず、OS Xのアプリかくあるべし、というソフトです。

唯一の欠点が、検索/置換がウィンドウではなくダイアログボックスになっていること。これさえなければほぼ完璧なのですが。

ちなみに、これの有料版が、Mac用のText Editorとしては最も有名なBBEdit。OS Xかどうかを問わず世界最強の呼び声も高い Text Editor のようなのですが、しかし値段も$125と最強 :-( たいていはTextWranglerで事足りるでしょう。

Geeksに限らず、手元においといて絶対に損がない逸品です。

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もう一つ紹介しておきたいのが、mi。もともとはミミカキエディットという人を食った名前だったのですが、今では TextWranglerにひけをとらない立派なText Editorとなっています。無限数Undo、正規表現対応の検索と置換、シンタックスカラーリングに対応しているのはもちろん、何より素晴らしいのは検索/置換がダイアログボックスではなくウィンドウになっていること。なぜこれが重要かというと、複雑な検索パターンを編集するのに、編集ウィンドウから複数回文字列をコピペしたいことが多々あるから。これがあるので、私は未だに mi を手放せません。

とはいえ、最新バージョンの登録が2005.6.12というのはちょっと心配です。アイコンは相変わらず見ての通りアプリのデフォルトアイコンのままですし、日本語で\(バックスラッシュ)を入力すると、問答無用でにするのも気に食わない。Blogを書く時には\に置換しているのでいいのですが、インラインでJavaScriptを書くときなど、これに結構はまります。

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それではJeditはどうなってしまったのかというと、健在どころか、Jedit Xとなった現在、もはやただのText Editorではありません。なにしろ、MS Wordのdocまで読み書きできるのですから。Text Editorとしての性能も秀逸で、無限数Undo、正規表現対応の検索と置換、シンタックスカラーリングの「三種の神器」に対応しているのはもちろん、特に日本語に関しては、問題をはじめ、実にきめ細かく対応しています。日本だけではなく海外での評価も上々なようです。kennさんも使っているのもうなずけます。

とはいえ、むしろこのRTFやMS Wordのdocの対応が、純粋Text EditorとしてのJeditをやや使いづらいものにしています。MacUpdateの分類でも、Editorsではなく Word Processing のカテゴリーに入っています。

それにしても、WindowsにもMacにも、初期出荷状態でデフォルトの「キラー」GUI Text Editorを装備していないのは、不思議といえば不思議です。vimとemacsを標準装備しているMacはかなりマシとはいえますが、GUI Text Editorで標準装備しているのがTextEditというのはしょぼすぎのように思えます(「ノートパッド」よりはなんぼかましですが)。それでもGUI Text Editorの需要は、HTMLとCSSのおかげでかつてないほど高いのに。そのうち"GoogleがGoogle Text"とか出してきたら面白いことになりそうなのですが....

Dan the Text Editor Maniac