というわけで、
404 Blog Not Found:プログラマーを目指す女の子はなぜ増えないか?現在この分野に女性がこれほど少ないのはなぜだろう。実は私にも皆目検討がつかない。
と未だ皆目検討がつかぬが、
ようの日記(へたれプログラマの日記) - なんでと言われても(^^;)女性がいることを不思議に思うより、なぜ女性がいないのかということをちょっと考えたほうがいいんじゃないかな?
どうすれば女性プログラマーを増やせるかを考えてみることにする。
Affirmative Action方式
Affirmative Action(AA)というのは、合州国で行われている、マイノリティに各種優遇措置を与えることでマイノリティの社会的地位を平等化するためのさまざまな方策。反対の声も決して小さくないし、効果が表れるのには時間がかかっているが、その効果は確実に上がっている。
- 各種イベントの参加費用で、女性割引を設ける?
- OSCON
- YAPC
- RubyKaigi
- etc.
- 採用時に母を優先する?
雇用機会均等法があるので、「均等にせよ」までは法律でもうたっているのだけど、「優先せよ」とまでは言っていない。いきおい人材マーケットは35位歳以下独身に集中する。応募で差別しなくても採用で差別することは可能だし、日本では採用差別までは当局にチェックされているとは言い難い。
むしろ同程度の能力の持ち主の場合、出産で一度現場を離れた人を優先するようにするとか。
家庭を持つなら、プログラマーを旦那にする、ではなく自らプログラマーとなるのが一番、となれば状況はかなり変わると思うのだけど。
コーディング娘;方式
マイノリティがマジョリティに認められて行くには、AAだけでは苦しい。実際にその分野で活躍するロールモデルが出てはじめて参加してみようという人も増えるし、マイノリティがマイノリティでなくなるという状況が定着していく。そのロールモデルを積極的に作って行くというのはどうか、という案。
ただ、ロールモデルとなるほどの実力派は、シャイな人も多いんだよなあ、日本の場合。異性よりもむしろ同性に睨まれるのをおそれているような気配もある。
たんなる偶然かもしれないけど、Erlangはこの点でもちょっと注目。クエックブックの中の人もErlangとPerlの仲人した人も。「母数が少ない故の統計的誤差」にしたくないなあ。
まとめになってないがまとめ
プログラミングコミュニティは角界じゃない。ヤロウばかりの現況が「あるべき姿」には私にはとても思えない。医療や化学や天文学なみでなくても、二割以上にはもっていきたいところ。だいたいそこまで行くと、女性を「特別扱い」しなくても、お互いに自然に接することが出来るようになってくるように思う。現状は、下手すると1割を切っているかも知れない(3割を超える職場がある一方、一人もいないという職場も少なくない)。それまでは、AA的な「特別扱い」もやむなしという気がしている。
Dan the Male
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