だからblogは面白い。
もう何度引用したかわからないけど、blogに限らず読み応えのある文章は、以下のシンプルな条件を満たしている。
「高校生のための文章読本」pp.208
- 良い文章とは
- 自分にしか書けないことを
- だれが読んでもわかるように書いた文章
しかし、「何が自分にしか書けないのか」、そして「誰が読んでもわかるように書くにはどうしたらよいのか」というのは、人様の文章を読んでいるだけではわからない。うまく行っているブロガーが口をそろえて「継続は力なり」と言っているかといえば、これに尽きる。
そして、継続するには、人様の文章を読み続けなければならない。手持ちのネタだけで半年も書ける人は、まず一人もいない。そして、読み続けていれば、読んだだけで済ませられないことがどうしても出てくる。そしたらそれを書く。それを書くことで、心がすっきりして、また読むことが出来る。
こうして読むために書き、書くために読むというサイクルがいったん成立してしまえば、blogを続けるのは苦でなくなる。
それでは、そのサイクルが成立するまでは、どうしたらよいだろう?
実は、一番簡単なのは、気に入った書き手をきちんと真似すること。この真似というのは、記事の単純なコピペ、ではもちろんない。その書き手になったつもりで、その書き手がまだ書いていないことを書いてみる。そうやっているうちに、いやでもあなたはその書き手ではない別の誰かであることに気がつかされる。
それが、個性の正体。真似しようと思ってもどうしても拭えない違和感。
この違和感を捉えて書けるようになれば、あとはもうずっとあなたのターン。
私自身は、書き手単位で真似したいほど気に入ったbloggerというのは存在しない。しかし記事単位ではいくらでもある。そういう時は、あまり考えずに手がその記事をなぞるにまかせる。出来上がったものは、たいていその元記事とは似ても似つかないなにかになる。そしてそういう記事を書いた後は、不思議と「これはどうみても私にしか書けない記事」というのが自然に書けてるように思う。
一日の記事量が10件いかないとネタフルさんのようにはならないんだよ*ホームページを作る人のネタ帳ネタフルさんのブログは一日に4万アクセスあるというし、月間120万アクセスです。[N] ジャンルを絞って書かないとホームページを作る人のネタ帳さんのようにはならないんだよ
ジャンルを絞り、みんなが役に立つと思うエントリーをコンスタントに届けることを継続してできている訳ですからね。
確かに、ある程度アクセス数が増えると、「読んでもらうために書く」を意識しないわけには行かなくなってくる。アフィリエイト収入があればなおさらそう。だけど、「読んでもらうために書く」をはじめから意識すると、ああでもないこうでもないと悩むうちに、手が固まってしまう。
むしろ、「読むために書く」に気持ちを切り替えた方がいい。違和感をそのまま放置しておくより、違和感をblogに「抜いてしまった」方が、読むための心の余地が出来ると考えるのだ。ジャンルをしぼるか拡げるかとか、どうすれば読者が増えるだとかは、とりあえずどころかずっと後回しでいい。
そうして「書き抜き」続けてけば、半年とかあっという魔ですヨ。
Dan, a Blogger
小飼氏は数学の知識があるので、何に対しても理論的で簡潔ですね。