献本御礼。それも監修者のサイン入り。

これはいい「人生の歩き方」。

科学という言葉を聞いて引いちゃう人も、ご安心を。科学を全く知らなくても楽しめます。

本書「感動する科学体験100」は、"100 Things to Do Before You Die"の翻訳。原題は「死ぬ前にやっておくべきこと100個」で、"Science"という文字は入っていない。それでも「感動する科学体験」というのが誤訳にならない程度に科学的、というより非科学的でないのは、NewScienceの面目躍如といったところか。

その内容は、今すぐにでもできることから、それ一個で人生を賭けてやりとげてもおかしくないものまで実にさまざま。本書の出自故、英米よりになっていることは否めないが、この玉石混淆ぶりがまた人生ぽくていい。

英米よりゆえ、「どこどこをたずねてみよう」というものは、似たような場所であれば英米よりアクセスしやすいところが多いが、62番は日本。それがどこかは実際に本書でご確認を。また、まだ行っていない人は是非一度。

本文もさることながら、私はおまけの「死んでからやってみること」が気に入った。5つ紹介されているが、IIIは多いに気に入った。

本書は「 知りたいサイエンス」の一冊として刊行されているが、どちらかというと、コンビニで売られている500円ぐらいの本ぐらいのカジュアルさで読まれるべき本。その意味で本シリーズにこれを入れたのがいいかどうかはわからない。1580円という値段は、どうしても「あさましく」内容を吟味してしまう値段とも思う。それでも、そういう読み方をしても損をしない程度には内容がしっかりしている。ただ、そういう読み方がもったいないというだけで。

死ぬ前にちょっと読んでみても損はしない。そんな一冊。

Dan the Man on the Jorney