それでは、いよいよプログラムを進めていきます....
が、その前に、ちょっと下ごしらえしておきます。
本書は、あくまで「アマグラマーのすすめ」であって「プログラマーのすすめ」ではありません。料理本を一冊読んだからといって調理士にはなれないように、本を一冊読んだぐらいではプログラマーにはなれません。それがどんな名著でも。
本書がめざすのは、読者に「プログラムってこんな感じなんだ」という、だいたいの感じをつかんでいただくことです。料理にたとえれば、サンドウィッチのパンは外で買ってきて、具をいろいろと作ってみるという感じでしょうか。
というわけで、以下は本書で使う「パン」に相当するプログラムです。この時点で意味はわからなくても結構です。私のblogからそのままコピーしても構いません。これに適当な名前を付けて保存しておいてください。「パン」なので"bread.html"とでもしておきましょうか。
bread.html<script> function p(s){ document.getElementById('stdout').innerHTML += s + '<br>'; } </script> <dl> <dt>プログラム:</dt> <dd><textarea id="src" cols="80" rows="25"></textarea></dd> <dd><input type="submit" value="実行" onclick=" document.getElementById('stdout').innerHTML = ''; document.getElementById('stderr').innerHTML = ''; try { eval(document.getElementById('src').value); }catch(e){ document.getElementById('stderr').innerHTML = e; } "></dd> <dt>出力:</dt> <dd><div id="stdout"></div></dd> <dt>エラー:</dt> <dd><div id="stderr"></div></dd> </dl>
これをブラウザーで表示すると、以下のようになるはずです。
- プログラム:
- 出力:
- エラー:
この入力フィールドに、JavaScriptのコードを入れて「実行」ボタンを押すと、その結果が「結果」のところに表示されるという案配です。試しにp(1+1)
と入力してみましょう。
出力のところに2
と表示されたでしょうか?
今度は、でたらめに何か打ち込んで「実行」ボタンを押してみましょう。今度はエラーのところに何か英語で表示されたはずです。
本書では、以降この「パン」に「具」となるプログラムを「はさみこむ」ならぬ「打ち込む」形で、実際にJavaScriptを体験しながら、プログラムとは「どんな感じ」のものかを体験していくことになります。
Dan the Programmer
手が遅くとも一歩一歩確実にやって行きたいと思います。
御教授有難う御座います。
i'm enjoy!
boz :-3