ああ、しんど。

ここ数日、我がmail serverが重い。送信するときにやたら待たされる。

というわけで治療に入ったわけだが...

かれこれ診断してみると、まだRBLに登録されていない、ロシアをはじめと旧CIS諸国のSPAM HostsがPort 25に群がっていて、smtpdを使い切ってしまっていた。

とりあえず同時接続数を40から80に増やしたら、load averageが40とかというどしぇという状態に。

しゃあがないので、多く、長く接続しているIP Addressを見つけてはwhoisをかけて所属ネットワークを洗い出し、ネットワークごとtcpserverでSMTPを接続拒否に。ガン細胞が飛び散りまくったリンパ節を廓清する外科医の気持ちはこんな感じなのだろうか。

もぐらたたきすること1時間。やっともぐらが落ち着いた頃にはすっかり気分はたぴおかぱん。


みくちゃん助けて!

面白いことに、同じSPAM Hostsでも、韓国や合州国のそれらはこれほどひどいことにはならない。回線が速いので、SPAMはあっという魔に受信され、あっという魔にSPAM判定されて処分されるからだ。「多数の低速ホストがぶら下がりっぱなしになる問題」というのは、モバイルサイトなどでは結構おなじみの問題で、対策も結構進んでいるのだが、httpのsquidに相当するものはSMTPにはない。

つーか、そろそろSMTPは成仏してほしい。HTTPベースのメッセージ交換プロトコルと代わってほしいなあ....

Dan the Spam Buster