燃える若者は萌えるなあ。

ホームページを作る人の品格 - IT戦記
以下のエントリを見てすごくすごく悲しい気持ちになったので、感情でエントリを書きます。

でも、萎えるようなこと書くよ。

これらのサイトはあなたがいう健全なコンテンツなのでしょうか。

健全なコンテンツかどうかを決めるのは、それを見る人のはず。作る人がそれをいっちゃあおしめえだよ。

スパムサイトの存在に警鐘を鳴らす目的だったとは到底思えません。

かといって、スパムサイトをヨイショしていたとも到底思えない。

中の人であるYamadaさんは、あくまで技術というのは品格とも(商売としての)品質とも中立であると行間に書いてあるように私には読めた。そして、私も一技術者としてその立場を支持する。

前に書いたように、私は情報に有害も有益もないという立場を採っている。これは、技術についても同じこと。もし技術そのものが有害だったり有益だったりしたら、我々はWinny判決をよしとしなければならないことになってしまう。技術者が背負っているのものは、技術の良否に対する責任だけでも充分重い。この上善悪に対する責任まで負えといったらそれは重すぎる。

ただ、僕はそんな人とは一緒に仕事をしたくない。

しかし、ソースを公開するというのは、その選択を放棄することでもある。自分がどんなに嫌いな相手であっても、君のソースを利用できるのだ。実際、私がメンテしてきたJcode.pmだのEncodeだのといったツールが、どれだけ日本語スパマーの助けになったかは計り知れない。エロが悪だというのであれば、AV女優をそれplaするのも当然悪ということになるが、君はyusukebeを悪だと感じるかい(悪いね、ダシにして>erogeek)。

もちろん、技術者もまた人である。人として自分はどう善悪を感じ考えているのかを表明するのに、技術者だからといって自重する必要はこれっぽっちもない。でも、そういう時はあくまで技術者抜きの個人として、「丸腰」で語って欲しい。そこで技術を持ち出すと、技術者として背負う必要がない責任まで負わされるようになる、いや実際にそうなっている。

悪用しているのは技術者というより利用者(a.k.a Script Kiddies)で、さらに彼らを悪用に駆り立てるのがその技術を利用して作ったサイトのそのまた利用者(エロガキ/エロオヤジ/エロババア/you name'em)に過ぎないのに、なんで彼らに対する責任まで我々が負う必要があるんだい?

品格は誰にでも備わっているものではないが、技術は誰でも使うことが出来る。優れた技術ほど、利用者を選ばない。素手で人を殺すのは達人技だが、カラシニコフならまだ乳歯の残ってる少女にだって殺せる。その事実がある限り、優れた技術の生みの親ほど、技術と品格を離して扱わねばならないのだと私は考え、そしてそう感じている。その二つを結びつけては、自分も苦しいし利用者も苦しい。

品格という責任ぐらい、利用者が負うべきなのだ。人の技術を使いたかったら、品格ぐらい自前で用意するように。

Dan, an Open Source Programmer

P.S. と書いていて、ちょっといじわるな考えが浮かんだ。「SPAMの送付に利用する場合に限り有料」とか、そういうOSSライセンスってありなのかな?