これは、刺さった。
ディスカヴァー社長室blog: 3分間コーチとホストクラブと居場所のお話 ●干場自分の居場所は、相手に居場所を与えることによって、生まれる。
社長の器とはまさにことのことである。
これを目の前にしてしまうと、何を書いても蛇足という感じがしてしまうが、しかし相手に居場所を与えられるほど大きな器の持ち主が希有であることを考えれば、もう少し小人向けの居場所訓があってもいいと考えてみた。
「居場所」というのは実に懐深い概念で、英訳しにくいのだが、ここではLodgeをそれにあててみた。Lodgeは「住まい」という名詞の他にも「寝泊まりする」という意味もあり、またフリーメイソンの「社屋」もLodgeだ。Homeという表現もあるが、「仮住まい」というニュアンスにはLodgeの方がしっくり来る。
1. ただの居場所なんてない - There Ain't No Such Thing As A Free Lodge
家庭にしろ会社にしろ、居場所というのはコストがかかる。哀れなホスト中毒社長はしこたま「家賃」を払っていた。
404 Blog Not Found:労働力ダンピング結局「商品でない労働」で一番大事なのは、居場所ということだ。ただし繰り返すが労働は商品かつ居場所なのである。ここが難しい。
自営をしていると、「被雇用者というのは給料どころか居場所まで用意してくれる、なんと楽な家業なのだろう」と思わざるを得ない。その一方、自営は楽ではないかも知れないが目一杯楽しめる。同じ仕事をしても、手取りは被雇用者の方が少ない。その差額を家賃と見なすことも可能だろう。
居場所と言うと、「自分をただありのまま受け止めてくれるところ」という甘く蠱惑的な幻想があるが、これは親子ですら幻想である。確かに子は人生のはじまりにおいて、「家賃」を求められることはないが、それはあくまで家賃の前借りであって、無賃ではない。自分が親となったとき、あるいは社会においてそれに相当する立場に立った時に返済が求められるのだ。
2. 自分の居場所は自分にしか見つけられない - Only You Can Find Your Own Lodge
「この世に居場所がない」という言い方を時折目にするけど、自分の居場所を自ら作ってしまう人すらいる以上、居場所がないことを他人のせい、世の中のせいにするのは無理がある。自らの居場所を作れなくても、少なくとも今いる場所を離れる自由があるだけでもよしとするべきだろう。
とはいうものの、自分の居場所を作ったり見つけたりすることをより低コストで実現できる世の中を目指すことは可能であり、またそれを目指すことが、私にとっての「世の中をよくする」プロセスでもある。
3. 永遠の居場所は存在しない - No Lodge Lasts Forever
あまりに当然だけど、人は死ぬ。死人は居場所を必要としない。また、生前においても自分が居場所と思える場所は歳とともに変わっていく。当初は生家が心身ともに居場所でも、成長とともに面倒見のよかった親がうざく感じるようにもなるだろう。引っ越しは、心身ともに必要なプロセスなのだ。
あなたが自らの居場所を見つけられますように。
Dan the Lodger
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