早くも11回目。今回はうれしいことに、Amazonから単刊購入できます。

勝間特集」の際と同じく、特大号だから特別か、とも思ったのですが、検索してみると、すでにその次の号のリンクもすでに用意されています。いよいよ毎号Amazonから購入可能になるのでしょうか。

週刊ダイヤモンドは週刊でありながら、ムックなみに長期間使える記事が多いので、単刊買いしやすくなるのはいいことです。もちろん定期購読は定期購読で安く買えるというメリットもあります。というわけで、単刊書影はAmazonに、下のバナーは定期購読申し込みにそれぞれリンクしております。

営業力実践トレーニング

で、今回の特大号の特大特集がこちら。たしかに新卒社員も職場で自己紹介が済んで、いよいよこれから仕事というタイミングを読んだ特集ではありますが、むしろ「営業機会」の少ない、バックオフィス系の職にこそ読んで欲しい特集でした。

営業というのは単に誰かにものを売りつけるだけのことではありません。英語の"Sales"だと確かにそれに近いのですが、日本語の「営業」はむしろ"interface"と訳すべきもの。およそ他者と仕事をするときに必ず必要になるのが、営業力です。

本特集では、その営業力を次の8つに要素分解しています。

  • 自己演出力 ☆☆☆☆☆
  • アポイント力 ☆☆☆☆
  • 聞く力 ☆☆☆☆☆
  • 質問力 ☆☆☆☆
  • 提案力 ☆☆☆☆
  • 説得力 ☆☆☆
  • 読心力 ☆☆☆
  • 謝罪力 ☆☆☆☆☆

後ろの☆のは神田昌典が付けた重要度。だいたい納得が行くところですが、私なら最後の「謝罪力」はもう一つ☆を付けます。この「謝罪力」の特集のためだけでも本誌を手に入れて、いつでも取り出せるようにしておいた方がよいでしょう。これは8つの力のうち、最も問われる機会が少なく(そうでないということは、他の力が足りない証拠)、それでいて、力の行使に失敗すると他を吹っ飛ばしてしまうほど影響力が大きいのですから。こういう機会が少なく、それでいて重要度が高いことこそ、記事の力が試されます。

Dan the Interface Builder