
つい先ほどmailが入った。
弊社、取締役社長 弓手 大之儀、5月23日急逝いたしました。
ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでお知らせ申し上げます。
う、うそ。
弓手大之さんは、日本でも数少ないハードウェアITヴェンチャー、イーツリーズ・ジャパン社長。私は彼とRing Server Projectを通して知り合った。
享年33歳。あまりに突然で、あまりに若い訃報に、呆然としている。itojunさんの時もそうだったが、自分と同じかより若い人の訃報というのはひときわ堪える。
とはいえ、会社の方は呆然としてもいられないだろう。ヴェンチャーのトップの訃報というのは一個人の死にとどまらない影響をおよぼさずにいられない。実際トップの死が会社の死になってしまう例は少なくなく、法人成した自営業であればそれはむしろ必然ですらある。
しかし、イーツリーズ・ジャパンは、きちんと第三者の出資を受け、上場をも視野に入れた企業であり、弓手さんはその日を目指して日日奔走していた。イーツリーズ・ジャパンは彼の人生そのものと言えるほど大事な存在あり、その意味で彼の志は生きている。
イーツリーズ・ジャパンとともに、彼の志が生き続けることを願わずにはいられない。
Dan the Mortal
彼には両親は無論のこと、親類一同期待をしておりました。
彼は、幼いころより抜群の発想と分析力を備えた、気の優しい子でした。
心半ばに、このような事態に至り、我々は無論のこと、支援いただいた皆様にこのような報告をいたす事、残念でなりません。
先日、生前に社長を務めた会社の株主総会が開催されて、現在の船田社長より、大之の遺志を継いだ経営を継続いただけると聞いております。
よって、今後とも我々はこの会社を強く支援してまいるしだいです。
皆様におかれましても、生前にもまして強くご支援を賜りますよう、ここにご挨拶申し上げます。