なんというはてブホイホイ。

すでに去年の討論、というか重鎮なるものの見かけ倒しぶりに関しては、

で取り上げたので、今度は学生側のふがいなさについて取り上げることにする。

確かに重鎮側のアナクロぶりには辟易するのだけど、学生側も学生側で、そこまで猫かぶってる理由がわからない。そこまで下手に出なきゃわからないほど複雑怪奇な仕事なのか、IT業界って。「客のために何か作って代金を頂くだけの簡単なお仕事」じゃないの。

だから、真っ先に聞いておこうよ。「あなたは何を作りましたか?」って。

それがわかってはじめて、「10年は泥のように働いてもらい」がじじいの寝言なのか、それとも経験者の金言なのかがはっきりする。そして、確かに世の中には10年どころか30年泥のように働いてやっと芽が出るような仕事がある。

新潮社の横手様から献本いただいた「ビッグプロジェクト - その成功と失敗の研究」は、何十年単位、何兆円単位で取り組んできたビッグプロジェクトを、前世紀から未だに続いている、核融合発電というビックプロジェクトに携わってきた著者が書いたもの。この本に取り上げられたプロジェクトともなれば、確かに10年は泥のように働かないと右も左もわからないものばかりだろう。

しかし、ここにはIT業界のプロジェクトは、一つもない。あってもよさそうなものだし、実際にあるはずだし、著者たちが取り組んでいる核融合というのはHPC (High Performance Computing)のヘヴィーユーザーなのだし絶対あってもおかしくないのだが、残念ながら一つも取り上げられていない。

重鎮ならば、そういう話をするべきではないのか。

蓮の素晴らしさを語りたかったら、まずは花を見せるべきなのだ。花がわかってはじめて泥の重要さがわかってくるんだから。

2008-05-29 - ひがやすを blog
小飼弾のアルファギークに逢ってきたのメンバーと学生会の討論会を開くのだ。
もちろん、司会は、ダンコーガイ。いいよね、弾さん。

もちろんOK。というよりもすでに同様の話がいくつも来ているので、この通りになるかとにかく、ちゃんと「花」がある討論会はできるだろうし実現するだろうしすでにいくつか実現している。

しかし、これはこれでどうしても偏りが出る。10年も泥の中にいた人というのはさすがにこのメンバーの中から見つけるのは難しい。そしてIT業界の広さを考えれば、本当にそういう人がいてもおかしくないはずなのだ。重鎮のみなさんがそれに該当するのであれば、それを是非見せて欲しい。ただの文鎮でないことを自らの口で証明してほしい。

それが出来ないのであれば、自らの老害を悟って「自決」すべきだろう。

Dan the Geek