本日発売。

今回の目玉は、二つ。

目次 - DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビューより抜粋
特集 収益力の経営
優良企業五〇〇社の半世紀を徹底分析 売上げが止まる時
短期間で収益力向上を実現させる 業績改善の事業診断法
「価格/便益ポジショニング・マップ」で考える 過当競争市場のポジショニング戦略
「グッドイナフ・セグメント」の攻略法 中国ミドル市場を制する者が世界を制す
日米欧企業もビジネスモデルに生かせ 中国とインド:二国間シナジーの力学
関係を打ち切るまでの正しい手順 儲からない「問題顧客」にどう対処すべきか
エンド・ユーザー別セグメンテーションの導入 B2Cの手法でB2B事業を伸ばす
EU企業のスタディから学ぶ 製造業がサービスで儲ける秘訣
OPINION
非凡さの欠片を集める仕事
HBR Article
単純明快な戦略ステートメントがカギ戦略を全社員と共有する経営
記事詳細
Serial Article
立石一真ものがたり「できません」と云うな
【最終回】人を幸せにする人が幸せになる
BRAIN FOOD
メガ地域がグローバル経済を動かす
eコマースの売上げを改善するコツ
データベースに「集合知」が眠っている
小売業の人員調整にまつわる嘘
CHIEF OFFICERS
一貫したマーケティング努力がウールの再活性化につながる
【CRE再編のヘキサゴン(5)】CREの戦略的な再編
McKinsey Awards
二〇〇七年度マッキンゼー賞 受賞論文発表

一つ目は、特集のトップ、「売上げが止まる時」。同記事によると、売上げが止まる原因の最大のものが「リーダー企業が陥る『成功の罠』」とある。英語に戻し訳すると "The victims of their own success"となる。成功は以外と簡単だ。しかし成功し続けるのは難しい。

同記事自体も秀逸だが、余裕があれば以下もお勧めしたい。

ウォートン経営戦略シリーズ ? 自滅する企業
ある衝撃的な事実がある。かつて「エクセレント・カンパニー」と呼ばれた優良企業のほとんどが、その後十年のうちに、破綻したり、買収されたり、深刻な経営危機に陥ったという事実だ。1970年代、「フォーチュン500」に載った「優良」企業の平均寿命は50?60年だった。それが今や、なんと10.5年にまで縮まっている!

まさにこの話題を一冊かけて検証した同書の読み応えはばっちり。ギークとしてはDECの事例がほろ苦い。日本からはソニーが登場する。この場を借りて献本御礼。

本誌に話を戻す。もう一つのニュースは、「立石一真ものがたり」がついに完結したこと。同記事で大前研一は「松下幸之助盛田昭夫に匹敵」と評したが、120%同感。私としては立石一真をその上に置く。本記事を読んだ後は、故人の起業家の中では本田宗一郎の次に立石一真が好きになった。50を過ぎてから活躍し、90歳まで命を使い切ったというのもすごい。書籍化が待ち遠しい。

Dan the Harvard Business Reviewer