[これはすごい]
トンデモなさが。
見て引っかかる人がいるかと思いきや、我が妻も見事にひっかかりそうだったのでちょっち解説。
「“WES”の発電の仕組み - 株式会社ジェネパックス」のアニメにもう一度注目。
左側であっさりH2Oが2H+ + O2-に別れているけど、実はこの部分、逆燃料電池 = 電気分解になっている。早い話、エネルギーを加えないとこうはならない。
で、右側が(なんちゃって)燃料電池(Fuel Cell)になっているのだけど、そもそも燃料電池というのは、その名の通り燃料(Fuel)=水素(Hydrogen)を「燃やして」エネルギーを得ている。その結果出来るのが、水(H2O)。別の言い方をすれば、水というのは「灰」なのだ。
もしこれが可能なら、燃え切ったはずの灰を燃やして火力発電することだって可能ということになる。
どう見ても、WESは永久機関(perpetual motion)ですありがとうございました。いや、永久電池(perpetual cell)というべきか。
で、WESはこれくらいにして、こちらはまだ何とも言えない。
核融合そのものは存在するわけだし、ミューオンを介した低温核融合なら実際に観測もされていて、Luis Alvarezのノーベル賞受賞のきっかけの一つにもなっている。常温核融合の今までの(黒)歴史を考えるとまだ眉唾段階とはいえ、WESほどばっさり斬れない。
Dan the Perpetual Blogger ... Just Kidding!
これってたとえば金属ナトリウムなら
2Na+2H2O=2NaOH+H2(ガス)という中学で習ったような反応で水素を取り出せます。
でもこれって不可逆反応だし水から水素を作っているなんて普通はいわないですよね。