というわけで使ってみた。
Ubuntu Linux「Intrepid Ibex」の第5アルファ版がダウンロード可能に:ニュース - CNET Japan人気Linuxディストリビューション「Ubuntu」のプロジェクトチームは、「Ubuntu 8.10」(開発コード名「Intrepid Ibex」)の最新事前テスト版をダウンロード可能にした。正式リリースは10月が予定されている。
使ってみた環境は、EeePC 4G と VMWare Fusion 2 (VMWare Virtual Machine Ver. 8)なのだけど、現段階では両者で明暗が分かれる結果に。
VMWare Fusionの方は、残念ながらまだ VMWare Tools がきちんと対応していない(まあ当然といえば当然だけど)。Kernel 2.6.27は新し過ぎて、BinaryなModuleは使えず、build-essential
が入っていればソースからコンパイルしてくれるのだけど、共有フォルダ(hgfs)はおろか、vmmouseもきちんと動かない。クリップボードのコピペと時刻同期はちゃんとしてくれるのだけど。
これに対して、EeePCだと実に気持ちよく使える。Out of Box (入れたたて)でうまく動かないのはシャットダウンとWifiぐらいで、SDHC bootでも問題なくSuspendできる。
といっても、今 hardy 入れて満足行っている人が無理に乗り換えるほどではないかも。まずなんといってもまだ見た目がそれほど変わらない。デフォルトの壁紙も ibex でなくて heron のままだ。
しかし、Appearance で theme を "NewHuman" に変えると、雰囲気がぐっと変わる。
これが黒くて梨地のEeePCにぴったりなのだ。
もっともこれだとFirefoxがOperaみたいに見えてしまうのだが。そのFirefoxでちょっとびっくりしたのがこちら。
なんとVersion 3.0.2。他はまだ3.0.1だよね?
そうそう。SleepとWifiなのだが、直し方は以前紹介した
にあるとおり。ただしmadwifiは
を使ってみた。これでやっとWPAのローミングもうまく行って実に快適。
ただ、Alpha版のバグなのか、WPAのパスフレーズをkeyringに登録できず、しばしば手入力しなければならない。ま、正式版では直るでしょう。
Ubuntu Linux「Intrepid Ibex」の第5アルファ版がダウンロード可能に:ニュース - CNET JapanIntrepid Ibexが最初に発表された2月、プロジェクト設立者のMark Shuttleworth氏は、ASUSの「Eee PC」のようなサブノートPCでも、ハイエンドPCと同様にIntrepid Ibexが動くようにすることをプロジェクトは目指すと書いた。
これに偽りはなさそう。これからEeePCなどのUMPCにインストールする人は、いきなりIntrepidからでもいいかも知れない。hardyを入れてあれこれひねって直すより楽だったのは確か。
しかし Ubuntu をはじめ、Linux Desktop の改善の日進月歩ぶりには驚かされっぱなしだ。さすがに今年を(一般の人が使うという意味で) Linux Desktop 元年と呼ぶのは早そうだけど、来年にそう呼んだら「何をいまさら」と言われそうだ。
Dan the Ubuntu Newbie
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