軟禁先のコンビニにて購入。
Yahoo!ブログ - エンジニア★流星群 @Tech総研待ちに待った(僕が)理系の人々、発売しましたー! 全国書店さん、オンライン書店さんで展開中です!
コンビニでも売ってまっせ。うらやましい。
でも、コンビニにおくわな。
こりゃ、売れるもの。
本作「理系の人々」は、自らも「理系」である作者が、「理系」には自明過ぎて見落としてしまう理系のしぐさを紹介してきたWeb連載、
を一冊にまとめたもの。「オタリーマン」の方は未読だったが、いや、うんうんうなづくことばかり。
自分ごととして。
もう一ページ一ページ、「おれのことだあぁぁ」って感じ。
本書を以外ときつく感じるのは、その肝心の理系かも。自分を笑い者にできないタイプには、本書は「ガンが治るような強い水」(#111)なのかも知れない。
そうそう。理系には一つ度し難い欠点がある。
身内にキビしいのだ。
というわけで理系ブロガーらしく、本書にも一つだけいちゃもんを。
「理系の反応」(#027)のLED信号機の絵が許せん。
ふつうの信号機の絵に矢印で「青色発光ダイオード」だと?
描けよ。あのつぶつぶを。
マンガだろ?省いていいディテールとそうでないのがあるだろうよ!
描けぬとは言わせぬ。「理系とライト」(#078)ではちゃんとクリスマスイルミネーションの白色LEDを一つ一つ描いているんだから。
「科学の勝利」じゃなくて「マンガ家の敗北」だと言わせていただく。
まあ、でもこの突っ込みも「理系とSF」(#081)的だなあ。ディテールにさんざんケチつけといて最後は「名作」ってのが。
もちろん、「ここは違う」も、ある。ネタになっている理系の人々と行動は同じでも、まわりの反応が私の場合は異なる。本書はギャグだけあって「まわりが引く」オチになっているのだが、私の場合は「やっぱり弾だ」という感じで、ポジティヴにとらえられていることがむしろ多いように感じている。私が理学系というより工学系(#093)だからかな....
あるいは、徹底度の差か。キャズムを超えてしまうと、受け取られ方が裏返る、というか。たとえば血液型の話(#084)にしても、私がやると「HLA型?MN型?RH型?それともABO型?」となる。サンジャポで最初に言ったことなのだが、未だに初対面の人に言われる。
それにしても、本書を読むと、理系というのは配偶者に最適と思わざるをえない。なんといっても責任感が強い。負けず嫌いはその裏返し。尻にしくなら断然こちら。長くつきあうのであれば「うっとうしいけど憎めない」(オビ)方がよいと弾言しておく。
実際、「理系はもてない」というのは「まんじゅうこわい」のたぐいではないかというのがオレ統計。少なくともアルファギークたちはずいぶんとモテる人々であったし、そこまで行かない人々に目をやっても、文系と理系では理系の方がカレカノがいる率が高いのだ。
そんなわけで、婚活中の人、特に女子は本書で理系をテッテ的((C)つげ義春@ねじ式)に理解しておくことをおすすめしとく。同じバカでも、こちらは切れるしね。
Dan the Techie
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