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彼らが選んだのは、"We"だった。

livedoor ニュース - [米大統領選]オバマ氏が当選 史上初の黒人
米大統領選は4日、投開票された。米メディアの集計によると、民主党候補バラク・オバマ上院議員(47)が激戦の中西部オハイオ州や南部バージニア、フロリダ両州などを制し、獲得選挙人数を過半数(270)を大きく上回る333として勝利した。民主党は8年ぶりに政権の座に返り咲く。共和党候補ジョン・マケイン上院議員(72)は地元集会で「長い旅だった。オバマ氏を祝福する」と敗北を認めた。
Americans have sent the message to the world that we have never been just a collection of individuals, or collection of Red States and Blue States. We are, and always will be, the United States of America.
アメリカ人は世界に訴えました。我々はただの個人の集まりではなく、赤(共和党)と青(民主党)の州の集まりではなく、合衆国なのだと。これまでも。そしてこれからも。

これほど「私」を抑えた勝利演説を見たことがない。次期大統領は訴える。勝ったのは「あなたたち」、そして「わたしたち」だと。

Out of many we are one. That we believe, we hope. And where we are met with cynicism and doubts, and those who tell us we can't, we will respond with the timeless creed with thumbs up, with the spirit of the people.
Yes, we can.

史上初の黒人大統領だとニュースは言う。違う。彼らが選んだのは、彼ら自身だった。アメリカ人というものを原点に戻してくれる人だったのだ。

E pluribus unum.

Out of many we are one.

"We"に誰が入るのかは、建国当初から大きく変わっている。当初黒人はこの中には入っていなかった。今、老いも若きも、持てる者も持たざる者も、民主党員も共和党員も、黒人も白人もヒスパニックもネイテイヴ・アメリカンも、ゲイもストレイトも、障害者もそうでない人も、この三億人の一員だ。

だけど、Weとはなんなのかは、当時も今も変わっていない。

"Change we need"がキャンペーンのスローガン。しかし、"We"に関して、彼は21ヶ月の間全くぶれることがなかった。最初から最後まで、彼はWeを変えることがなかった。これこそが、対立候補との一番の差だったのだ。

そしてmeの集まりがどうやってweになっていくかも、大きく変わった。YouTubeやtwitterなしに、彼を通して彼らがweであることを見いだすことが出来ただろうか。繋がりなくして、meはweとなることは出来ない。そしてその繋がり方は、8年前とも4年前とも多いに変わった。

しかし、weが繋がりである、ということは今も昔も変わらない。

"Yes, we can."と彼らは言った。Iにも出来ないことも、youにも出来ないことも、Weであれば出来るのだと。

彼らにWeを独占させとくのは、あまりに惜しい。

Dan the Witness