どっちもわかってなさすぎる。
日本経団連の移民受け入れ策は亡国の政策 / SAFETY JAPAN [森永 卓郎氏] / 日経BP社10月14日、日本経団連が「人口減少に対応した経済社会のあり方」(PDFファイル)と題する報告書を発表した。政局や金融危機のニュースに隠れてしまったためか、ほとんどの新聞がこれに触れていないのだが、このなかに非常に注目すべき提言がある。それは「移民の受け入れ」だ。
経団連も、森永卓郎も。
まず、「移民を受け入れるべきか否か」というのが眠たすぎる。
都心のコンビニやファーストフードに入ってみなよ。どれだけ「いらっしゃいませ」がなまっているかよくわかるから。方言じゃないよ。関西弁を除けば、みんな都会では標準語を話すようになっちゃたしね。
移民を受け入れないってことは、カップヌードルが400円になることだとなぜわからないんだろう。
それで一番困るのは、中流なの。今まで中流でも受けられたサービスが、金持ちしか受けられなくなるってことなの。
それでもいいってなら、移民を拒み続ければいい。介護だけで毎月40万円(で済むかな)払えるなら、それでもいいだろう。「国産の食材」しか口にしないがごとく、「国産の人材」にこだわり続ければいい。
基幹産業だけじゃ、世の中まわらないんだってば。21世紀の世の中は。
外国人のほとんどは、単純労働に従事することになる。これはどの国でも同じ。
Kazu'Sの戯言Blog(新館) そんな簡単に解決しない気が社会的コストが増加すると書かれているけれど、外国人労働者だって税金はちゃんと払うだろう。日本で働く限りは日本の社会制度に組み込まれる訳だ。日本人だけでは頭数が足りなくなるというのは明白なのだから、そうするしか無いだろうというのは説得力がある。
その外国人が「日本人」になってくれるかどうかは、これで決まる。
Barack Obama and Joe Biden: The Change We NeedHope! That's what kept some of our parents and grandparents going when times were tough. What led them to say, "Maybe I can't go to college, but if I save a little bit each week my child can; maybe I can't have my own business but if I work really hard my child can open one of her own." It's what led immigrants from distant lands to come to these shores against great odds and carve a new life for their families in America; what led those who couldn't vote to march and organize and stand for freedom; that led them to cry out, "It may look dark tonight, but if I hold on to hope, tomorrow will be brighter."
希望!これこそが我々の父母や祖父母が苦しい時代を乗り越えて来た原動力です。「自分は大学に行けなくとも、毎週少しでも貯金すれば、子どもたちが行ける」「自分は開業できなくとも、今懸命に働けば子どもたちが開業できる」と言わしめたのです。それこそが、海の向こうの移民たちが、逆境をものともせず、アメリカで新しい人生と家庭を築き上げさせたのです。それこそが、投票権なき者たちに、自由のために立ち上がり団結させたのです。それこそが、「今は闇が暗くとも、希望を持ち続ければ、明日は明るくなる」という台詞を可能にしたのです。
中産階級の復権を目指す、次期大統領はよくわかっている。
「日本人のやらない仕事だけやってください。働けなくなったらとっとと出身国に返ってください」と言われるのと、上のように言われるのと、あなたが移民だったらどっちを選ぶか。
そう。経団連にも森永卓郎にもないのは、「もし自分が移民の立場だったら」という視点。
この国には何でもある。ただ希望だけがない
あまりに有名なこの台詞。この作品そのものは駄作だけれども、この台詞にはそれを吹き飛ばす力がある。
人は輸入できる。
希望は、輸入出来ない。
自分たちで何とかしなければならないのだ。
それをさぼって来たから「希望は、戦争」なんて台詞が出るようになってしまったのだ。
「世界は多極化へ」と言う。しかしかの国を除いては、今のところ人集めできるほどの「希望」はない。
欧州の「失敗例」を見て「m9(^Д^)プギャー」と言っている連中は、もう一度我が身をふりかえってみるべきだ。
Dan the Japanese by Accident
日本のGDPは今4万5000ドル。円高容認すればすぐに6万にもいくだろうね。