三つもいらないし、最後の一つは致命的に間違っているので。

アドバイスの正しいもらい方 - Chikirinの日記
そーゆー時、どうすればより有益なアドバイスが得られるか、ちょっと思いついたのでまとめてみるです。

いいアドバイスが欲しかったら、たった一つこれだけ心得ておけばいい。

自分なりの答えを、あらかじめきちんと用意しておく

その答えが正しい必要は全くない。重要なのは、アドバイスをもらうべき問題について考え抜いておくこと。

考えても見て欲しい。あなたはどんな人に対してアドバイスを求めにいくのかを。

その設問に対して、自分より知恵も経験もある人に対して、ではないのか。

そういう人に対して、何の答えも持たずにアドバイスを求めるというのは、その人が手間暇かけて培った知恵と経験をただでよこせと言っているに等しい。無礼にもほどがあるというものである。

知恵も経験も足りないあなたが尽くせる誠意というのは、その問題を考え抜くこと。その上で、足りないものを求めるのがアドバイスの正しい乞い方。そもそもそれはあなたの問題であってアドバイザーの問題ではない。アドバイザーにはそれを答える義務は本来ないのだ。

有償のアドバイスにさえ、このアドバイスは有効である。自分なりの答えを持っていれば、アドバイザーから得なければならないのは、「差分」だけで済む。自分なりの答えがない場合、答えを出すのに必要な知恵を全てアドバイザーから「買わなくては」ならない。たとえば弁護士に相談するとき、自分の答えを持っているのとそうでないとでは、少なくとも二倍、下手すると一桁費用が変わる。

考え抜いた上で得たアドバイスは、あなたの知恵になる。質問だけ投げた場合は、それはアドバイザーの知恵のままで終始する。

以上をふまえれば、なぜ

最後に「ありがとうございました。他になにか僕が聞いておくべきコトがあるでしょうか?今までお聞きしたことと全く違うことでもいいのですが。」と言うこと。

が致命的な間違いなのかがわかる。「何か聞いておくべきコトがあるでしょうか」という言葉ほど、あなたがその問題に対して考え足りないことを雄弁に明かしてしまう言葉はない。私がこんなことをたずねられたら、即座にご退去いただく。私にとって得るものがないに留まらず、たずねてきた来た方にも得るものがないからだ。たとえ一から十まで答えを懇切丁寧に解いたところで、馬耳東風になるのは目に見えている。

あなたが直面している問題は、誰の問題なのか。

アドバイザーの問題でないことだけは、確かだ。

その問題を解くのは、あなたなのである。

あなたが考え抜かずして、誰が考えるのだ。

Dan the Advis(ed|or)