サンタ自身(笑)にちょっと早めのクリスマスプレゼントが届いたのは、去る20日のこと。

やっと間合いがとれてきたので備忘録代わりにまとめを。

前置き

私は PowerBook 145 以来の Mobile Mac ユーザー。もう18年間も持ち歩けるMacをメインマシンにしてきたことになる。遍歴はこんな感じ。あまりに昔のものはきちんと思い出すのも難しい。

  • PowerBook 145
  • PowerBook Duo 280c
  • PowerBook 2400c
  • PowerBook G3 x 二世代
  • PowerBook G4 Titanium x 二世代
  • PowerBook G4 15'' Aluminum x 二世代
  • MacBook Pro 15'' Aluminum x 二世代
  • MacBook 13 Unibody ← イマココ

いつも手元にあるのが最優先で、持ち歩けないというのは論外、のはずの私が、なぜこんなことになってしまったのか。

きっかけ

そんな私が、iMac 27''をメインマシンにしようと決めた一番の理由は、はからずしも著者としての仕事が増えたから。本のゲラを MacBook で読むのは、17''でもないかぎり難しい。その都度拡大と縮小を繰り返すのはきつい。それもたまにならよいのだけど、最近は自分の原稿だけではなく、出版前の人様の原稿もPDFでくるようになってさすがに厳しくなってきた。

そんな折り、家族共用の iMac を五年ぶりに買い替えた。これが快適なのなんの、というより、今まで自分がいかに不便を強いられたのかを今更ながら気づかされた。こうなると共用ではなく専用が欲しい。というわけで注文を入れたのが11日で、到着したのが20日。ネットで一部言われていた出荷遅れもLCDの問題も全くなかった。

iMac-on-desk

カスタマイズしたのは、以下。

  • CPU: Core i7 2.8GHz
  • RAM: 2GB x 4
  • Apple Wireless Keyboard (US)

当初の目的を考えるとややオーバースペックなのだが、ノートよりも使用年数が長めになりがちなデスクトップの場合、これくらいの方が長く使えるだろう。メモリーはさすがにMaxにしなかった。4GB DIMMの値段がこなれるのを待つことにした。HDDも1TBのまま。容量が欲しければNASの方がいい。

広場恐怖症

とはいえ、最初はとまどった。2560x1440というのはLCDパネェるな広さだ。実際に以下の画面をクリックして、そのとてつもなさを各自ご確認いただきたい。

13-to-27

冒頭のtweetのとおり、2560×1440 の中に 1920×1080 (iMac 21.5)、1440x900 (MacBook Pro 15)、1280x800 (MacBook 13)と表示してみたのがこれだが、今まで一番小さな画面の中で何もかもすませていたのが、一挙にこれだけ広くなったのだ。幅は MacBook 13 の倍、高さは MacBook 15 の幅と同じだけある。正直今住んでいるペントハウス(200平米弱)に引っ越してきたときよりとまどった。

が、この画面共有が、MacBookを「捨てず」にiMacをメインで使う鍵を握っていた。

MacBookはアプリです(笑)

デスクトップとノートブックを双方所有していると、必ず出てくる問題が、どちらをデータのメインとするかという問題だ。ちょっと考えただけでも

  1. 環境の動機をどう取るか
  2. iPhone/iPodの母艦はどちらにすべきか
  3. データの重複をどう避けるか

などの問題がぞろぞろと出てくる。MobileMeは1.の問題を解決してくれるが、残りの問題までは解決してくれない。これがうざいばかりに、デスクトップを持たないという結論に達している人も少なくないのではないだろうか。そしてそれを避けるがために、miniディスプレイポートを使ってiMacをMacBookの外部モニターとして使うという意見も出てくる。私も実は当初そうしようと思っていたのだが、それではせっかくのCore i7と8GBのメモリー、そして1TBのHDDが泣くというものだ。

なんのことはない。画面共有でiMacからMacBookを操ってしまえばいいのだ。

macbook-in-imac

上は実際に、MacBookにつないだiPhoneをsyncしているところだ。iPhoneもいままでどおりMacBookにUSBでつないでいる。違うのは、それ以降の操作をiMacからやっていることだ。この画面共有、クライアント側の画面が小さいと縮小表示かスクロール表示になってしまうので操作感は実機よりだいぶ落ちるのだが、このように画面が広いと、直接操作とほとんど使用感はかわらない。Magic Mouseもまるで実機に直につないでいるような感じだ。唯一リモートコントロールを感じさせるのはDockの操作ぐらい。Hiding OnにしているとマウスポインターがDockを通り越してしまいがちになるし、Genie Effectはさすがにもたつくが、どちらも一時的に切るのは簡単にできる。ニコ動の弾幕さえきちんと見えるのには驚くやらあきれるやら。EeePC 701だと実機でも紙芝居になっちゃうのに。

Time Machineのバックアップディスクにもなる

time-capsule-disk

さらに付け加えると、iMacはTime Machineのバックアップディスクとしても使える。以外に知られていないようなのだが、実はこのことは

にも明記されている。

Time Capsuleと唯一違うのは、初期設定のときにあらかじめ共有ボリュームをマウントしておく必要があることぐらい。それも初期設定のみで、一度設定しまえばあとはTime Capsuleを使っているときとかわらない。

さらに[インターネット共有]を使えば、iMacは無線LANのステーションにもなる。WPAに未対応なところが残念ではあるが。

要するに、MacBookの母艦としての機能をすべて備えているということだ。

まとめ

実は一番意外だったのは、iMacの導入で本来のデスクトップ=机の上がかえって広くなったこと。MacBookの設置面積は小さいが、Wireless KeyboardとMagic Mouseのそれはさらに小さい。そしてMacBookは、邪魔にならないところに置けばいい。今まではMacBookの左右に隙間がなく、実はMacよりも重要かもしれない(笑)マグカップなどは「ねじりこんで」いたのだが、そういうこともこれでなくなった。

というわけで、iMacとMacBookの組み合わせは、モバイルユーザーにこそおすすめ。17''とかで全て済まそうとするより、こちらの方が広くて安上がりなのだし。

Dan the iMac (re)Newbie