私がblogをはじめて以来目にした中で、最もひどい記事。
アフリカが発展しない理由 - Chikirinの日記これらの本を読んでのちきりんの解決案仮説は「この際もう一度、アフリカ大陸を西欧の植民地にしたほうがいいんじゃないの?」ってこと。香港・マカオみたいに「100年租借」で西欧諸国の植民地にして100年後に返す、っていうのが一番いい方法なんじゃないかな。西欧諸国にもメリットが必要なので、資源の出る国と出ない国をセットにしてね。
確かに
アフリカが発展しない理由 - Chikirinの日記そのくせ、自分達を“自分の国の人”と同列にはおかず、むしろ西欧諸国のリーダーと同じ立場におき、そういう生活水準や富や権力を得るために、自国の唯一の財産である資源利権を私的に流用することに全く頓着しない。
というのは事実だ。なぜなら、彼ら強欲な独裁者には、狡猾な共犯者がついているからだ。資源を高値で買ってくれる奴がいる。兵器を安値で売ってくれる奴がいるそうして得た富を安全に保管してくれる奴がいる。
こうした共犯者がどこにいるかは言うまでもない。地中海の向こう側にいるのだ。
そして
さらに国を率いる政治家達は、自国の現状の悲惨さは過去の欧米帝国主義の悪行(植民地化、搾取)の結果であると考えている。
がいかに正しいかは、欧州の街を歩いてみれば実によくわかる。なんでエジプトでもないのに広場にオベリスクが立っているのか。特にローマに多いのは、彼らにとって「アフリカから奪ってくる」という伝統がいかに古いかの証でもある。
あれほどかさばるものさえ奪った彼らである。小さくて価値のあるものであればどんどん奪った。偉大なアフリカの星はどこにあるか。
これらの悪行に対し、欧州は何をしたか。
援助は入れているかも知れないが、詫びを入れていない。
アジアとアフリカの最大の違いが、そこにある。
アジアは曲がりなりにも日本に勝ち、日本から詫びを勝ち取っている。その後「元々うちの植民地だったよね」と言って戻って来た欧州各国は全てたたき出された。ある時は戦争で。またある時は交渉で。
「日本が負けたのは英米に対してであってアジアに対してではない」という人もいるだろうし、それも一面の事実であろうがそんなことはどうでもいい。問題なのは、彼らがどう捉えたかのだから。
建国時、あるいは再建国時に勝利者だったのか。それともただ捨てられたのか。
この違いは、あまりにでかい。
アフリカ諸国に最も必要なのは、「勝利の味」なのではないか。
アジア諸国は、いい意味で「味をしめた」のだ。あの強大な帝国に勝って「祖国」を取り戻した。やればできるじゃないかオレタチ。
もちろんアジアにだって北朝鮮があるし、アフリカにだってボツワナがある。だからといってうまく行くとは限らないし、それがなくたってうまく行く可能性はある。しかし「やればできる」と思えるのと、「やってもむだ」としか思えないのでは、出てくるやる気はまるで違う。どんなことでも、やってできるとは限らないが、やらなければ絶対にできないのだから。
かといって、わざわざ19世紀まで遡って「もう一度独立戦争をきちんとやる」なんて馬鹿げている。しかし欧州としても今のように謝りもしない代わりに、まるで詫びない言い訳のごとくだらだらと援助を続けるのもいいかんげんうんざりだろう。どうすれば「きちんと負けられる」か。
こんなのはどうだろうか。アフリカから奪われたものを賭けてサッカーをやるのである。何と今年はワールドカップがそれも南アフリカである。副賞に「偉大なアフリカの星」をつけるなんてのはどうだ。それで勝てば、「本当の戦争で勝った」のに勝るとも劣らない心理効果があるだろう。なにしろ強奪者が決めたルールの上で戦った上での勝利なのだ。謝罪に見せかけた憐憫よりよほど効果的なはずだ。
How's that sound, your majesty?
Dan the Stranger
元々そんな予定なかったが、アメリカが中国・北朝鮮・韓国
指令出したり工作したりで、そうなったんだよね。
なかなか喧嘩を起こさせるのが上手。 一神教やら反捕鯨やら菜食主義やら 共産主義やら、上手に紛争ネタを作ってますね。 自らコツコツ働かず、他人を罠に嵌め、収奪で生きる民族は達者です。