「電子書籍元年」は著者より、「電子書籍の基本からカラクリまでわかる本」は出版社よりそれぞれ献本御礼。
双方とも本当は書評したいのだが、双方とも私は取材対象となっているのでここではあえて紹介に留めさせていただく。電子書籍に関して「〜元年」は今のところ最も「深く」、「〜の基本からカラクリまでわかる本」は最も「広い」一冊にそれぞれ仕上がっているのは、「電子書籍」が題名に入った本はほぼ全て読んだ者として確かだと言える。
電子書籍元年 目次
電子書籍の基本からカラクリまでわかる本 目次
- はじめに
- 第1章:“iPad&キンドルの衝撃”は本当にあるのか?
- 第2章:これまでの出版とこれからの書籍
- 第3章:ターゲット読者の所在を正確につかむ
- 第4章:売れるものをつくるか、つくったものを売るか?
- 第5章:儲かるビジネススキームを構築する
- 第 6章:だれもが書籍を出版できる時代
- おわりに
- 巻頭対談 小飼弾×池田信夫 電子書籍が切り拓く未来とは?
- PART1 出版に変革をもたらすキンドル&iPad
- 業界を変える二つのハード/「iPad」紹介/「キンドル」紹介
- PART2 アメリカで本格化している電子出版ビジネス 西田宗千佳
- ・アマゾンはeBookでどうやって儲けている?
- ・iPadのビジネスモデルはどうなっている?
- ・アップルとアマゾンは対決する形にあるのか
- ・eBook日本上陸の動き(アマゾンとアップル、ソニー)は水面下でどうなっている?
- ・日本の出版社は「電子書籍出版に及び腰」というのは本当か? など
- PART3 在米ジャーナリストによる米電子書籍事情 最新レポート
- 石川幸憲&飯塚真紀子
- PART4 電子出版ビジネスAtoZ
- ・過去に日本で普及しなかった理由
- ・音楽配信との共通点と相違点 など
- ・フォーマットについて
- ・ビューア―について
- ・電子書籍における書店の動向は?
- ・印刷会社の動向は? など
- PART5 電子書籍が変える本をめぐる常識
- ・これまで本を読まなかった人たちが読むようになる?(市場の拡大)
- ・絶版書籍の再登場 過去の名作がよみがえる?
- ・無名の著者の発掘は業界の活性化につながる? など
一カ所だけ補足。電子書籍元年の方には「『弾言』の売上は3000部以上」、「電子書籍の基本からカラクリまでわかる本」には「『弾言』と『決弾』の売上合計は7700部以上」と出てくるが、4月26日現在で「弾言
」が5271部、「決弾
」が2460部とのことである。数値は後者の方が新しい。
明日ではなく今日の電子書籍の今を知りたい方は、是非。
Dan the Interviewee Thereof


また、印税も通常の出版並みに低く抑えられていることも気になります。
電子書籍先進国のアメリカではそのあたり(自費出版)はどうなっているのんでしょうかね?