Software DesignというとあくまでITエンジニアの、ITエンジニアによる、ITエンジニアのための雑誌という響きですし、実際それは間違いとは言えないのですが、しかし少なくとも本号の"Software"は、"Executable Codes"に限らない、「「知」のソフトウェア」的意味でのソフトウェア。文系の人たちも、第三特集「iPadとKindleに見る電子書籍の未来」は見逃せないでしょう。
特にありがたかったのは、EPUB特集。実はHTMLの代わりにXHTMLで書かれた「Webサイト」をzipで固めただけのものではありますが、何をどうすればどう見えるかという情報は実に少ない。本誌があればDRMなどはさておき、iBooksで読める「電本」はとりあえず作れるようになります。
iOSなiProdsのおかげで、しばらくまたギークとスーツの境が曖昧混沌となった状況が続きそうです。これを機に文系の読者も増えてくれることを願ってます。
私の連載の方は逆にばりばりのcode。まあ「コードなエッセイ」って言うぐらいですから当然ではありますが、関数型言語話は本号分に加えてもう一話続きます。「そろそろ鯖守の話もしる!」と編集長には言われているのですが、今しばらくお待ちを。
そうそう。今月はWEB+DBが出る月でもあります。
私の連載と入れ替わりで入った中島聡の連載がすごくいい。特に今月号のそれは「夏休みの宿題は8月31日にまとめてやる!」という方、必見です。
あとAndroid特集。私自身は現時点においてiOSとの「戦い」については懐疑的なのですが、それは私自身が欲しくない事を全く意味しません。そろそろ欲しいな、と思いつつまだ「手を出して」いないのは、なんといっても iPhone Touch に当たる製品がまだないから。固定費ダダ漏れ(本来の意味で)というのはものすごい抵抗があるのですよ。しかしそれもぼちぼち出てきそうですし、タイミングとしては悪くないのかも。
というわけで両誌ともよろしくお願いします。
Dan the Contributing Writer


iPod Touchのことですかね