というわけで、お知らせです。
先月「新書がベスト」が出たばかりなのに、また本を上梓します。今度は岡田斗司夫さんとの共著で。
岡田斗司夫×小飼弾『未来改造のススメ』、7月26日発売! - オタキングex公式サイト
はじめに
非モテから不況まで、とにかく今の日本人は不安で不安でしょうがない。そんな日本人の不安や問題を一刀両断するのは、「オタクの王」岡田斗司夫と、「ブログの王」小飼弾。「理屈民族」な彼らは、タブーも慣習も空気もお構いなしに極論をぶちかまします。
「「オタクの王」(笑)に「ブログの王」(笑)、テラワロス」?はい。それでいいんです。そういう本ですから。
ただ、その笑いの後に「何かが残る」はずです。
目次
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岡田斗司夫さんは、「オタナ」です。
オタクで、オトナ。オトナで、オタク。
オタクって何でしょうか?オタクの数だけ定義もありそうですが、僕の定義は「目の前の好きな事に没頭する人」です。
斗司夫さんがオタクの第一人者、オタキングであることは、オタクであれば誰もが知っています。知らない人も、あの「新世紀エヴァンゲリオン」を作ったガイナックスを作った人といえば納得せざるを得ないでしょう。オタクどころか、オタクという生き方そのものを確立させた最大の功労者の一人であることに間違いありません。
そのオタキングが、「オタクは死んだ」と宣言した。
斗司夫さんが、オトナでもあるからです。
オトナって何でしょうか?オトナの数だけ定義もありそうですが、僕の定義は「先の見える人」です。
斗司夫さんがどれだけ先が見える人なのかは、著作「『世界征服』は可能か?」を読めば分かります。コドモであれば世界征服、あるいは世界征服を阻止するという実は形を変えた世界征服の過程を描ければ満足できるのに、斗司夫さんは「その後」のことにまで思いをはせずにはいられないのです。
オタキングがオトナであることが「ばれた」とき、世のオタクたちの多くが「絶望した!」ようです。オタクに死亡宣告出すどころか、あまつさえダイエット本まで書きやがって…やはり岡田斗司夫は汚い大人だったのだ、と。
しかしそう絶望する人の中に、斗司夫さん以上にオタクの心をつかんだ作品を作った人が一人でもいるでしょうか?
先の見える人は実は少なくありません。「日本オワタ」と言っている人のほとんどがそれに該当するでしょう。「失われた10年」が20年になり、「団塊ジュニア」はいつの魔に「ロスジェネ」と呼ばれるようになり…先が見えれば見えるほど、悲観的になるしかないように思えます。
しかし僕に言わせれば、実は先をそう見ている人というのは、先を見ているのではなく単に回りを見ているだけです。今年2010年は、中国のGDPが日本のGDPを抜いた年となるはずです。遠からずインドも日本を抜くでしょう。しかしこれらの国がエヴァに匹敵する作品を出すのはいつになるのか僕には皆目見当がつきません。
オタクに市民権がないからです。
その市民権を確保するのにあたって、話のわかるに留まらない、話の描けるオトナが必要だったのです。
成毛眞さん言うところの、「大人げない大人」が。
そんな岡田斗司夫さんと、「老ねた中学2年生」(*0)であるところの僕が、「拘束具」を外して「オタナ」の会話を交わした結果が、本書です。オタクなあなたも、オトナなあなたも「拘束具」を外してお楽しみいただければ幸いです。
本書を読了したあなたは、今度こそ納得するはずです。
「オタクは滅びぬ、何度でもよみがえるさ。オタクの力こそ人類の夢だからだ」
Dan the "Adult Children"
著者たちと同じぐらい、読者も楽しんでいただけたらこれ以上の喜びはありません。
【特別企画】未来改造のススメ - オタキングex公式サイト『未来改造のススメ』は、進化していく書籍です。このオタキングexやツイッター上(ハッシュタグは「#otakingex」)で、面白かったところ、納得いかなかったところ、自分ならこうすると思ったこと、ご意見、ご感想をお寄せください。
みなさんの意見が、この本をバージョンアップさせるのです!
から。
オタナの世界へ、ようこそ!
Dan the Co-Author Thereof

知識とか情報の取り扱いの難しさは、それが無料でも、互換性に乏しいことです。ピンポイントで、必要な知識や情報を、有効期限以内に入手できないといけない。ほしい知識や情報の代わりの知識や情報を、必要でもないときにいくらたくさん入手できても、たいして意味を成さないのです。その辺の知識と情報の経済学や政治学が整理され、体系化されていくと、ますます世の中の進歩のテンポは加速すると思います。