物欲の秋、というわけではないけれど、

TVとDVRを買い替えたら、家中の白熱電球がLED電球になったというお話。

現在の住まいに引っ越して来たのが2004年11月末なのでほぼ満六年。これくらい経つといろいろなものが経年劣化してくるもので、東芝RD-X5がご臨終になったのを機会に、TVとDVRを買い替えた。TVはもう少し行けるかなとも思ったけれど、それらが乗っているキャスターがもうぼろぼろで、解像度もフルHDではなく、フルHDはさておきコンピューターのモニターとしても使われることも多いのに今更1366x768というのもないよなあというわけで、総とっかえ。

で、入手したのはLX-900とBDZ-AT900の組み合わせ。プラズマ55"が液晶46"にダウンサイズして、我が家の明るい居間では液晶暗すぎというのが六年前の判断だったのだけど、今時の液晶はバックライトが液晶で、昼間でも問題ない。

ディスプレイ自体は高精細にはなってもやや小さくなったこともあって、「キレイダナー」ぐらいの感想なのだけど、天と地の差が出たのがUI。このホームボタン、本当に便利。感じとしては Mac の Front Row に似ていて、あとは十字キーで必要なところにすべて行ける。YouTubeとかも含めて。Apple TVってこんな感じなのだろうか?

3Dに関しては、ユーザー登録のおまけ待ち。

この二つをHAYAMILEX PH-950につけたのだが、ディスプレイの位置がやや高いこともあって今回は俯仰角(ことえりは「ふぎょう」を知らんのか)マイナス6度つけて設置したこともあって、以前は気になっていた昼間の背景移り込みが解消したのはうれしい誤算。ただ、普通のフローリングの居間で使うには少しディスプレイの位置が高すぎるかも知れない。我が家の場合は勉強会などのプロジェクターとしても使うのでほぼ理想なのだが。

これらをビックカメラ有楽町店で購入したのだが、今見たらAmazonの方が安いなあ(笑)。もっとも新品の設置と旧品の回収を考えたら、とてもDIYはしていられなかったのだが。

で、ここまでが実は前置き。

今回の買い物でエコポイントなるものを39,000点もらったのだけど、これのおかげで我が家の主だった白熱電球が、ほぼ全てLED電球におきかわった。

我が家は高層マンションの最上階、ようするにペントハウスということもあって、元貧乏人には無駄におされな装備も多かったのだが、その一つが白熱電球を多用していたこと。そのおかげもあってか映画「バベル」の撮影では我が家に白羽の矢が立っちゃったのだけど、白熱電球の無駄遣いというのは悪い意味で米国的で気にはなっていた。

住戸ごとついてきた部分はほとんどそうで、確かにおされなのだけど、普段つけっぱなしにするにはあまりに電気を食うということもあって、以前からずっとLED化したいとは思っていた。しかしLED電球の値段と、対象となる箇所が多いことから、"If it ain't broke, don't fix it"とばかり放置してきた。

その電球たちが、ここぞとばかり寿命を迎え始めた、あっちが切れ、こっちが切れという感じで寝室に至ってはついに5つある電球(といってもこれは蛍光電球だったが)のうち4つが切れるに至り、電球交換は喫緊の課題となった。

で、エコポイントである。未だにその制度を理解しているとは言い難いのだが、このポイント、LED電球であれば1点2円として換算されるようなのである。いくらLED電球が高いといっても、78,000円分もあればどっさり買える。たとえば現在最も売れている(そうだ)DL-LA42Lであれば、30個も買えることになる。

実際にはより割高な調光対応のDL-LA62Lなども適宜入手したのでわずかに足が出たが、いずれにせよ主立った電球をLED化できたのはまさに渡りに船だった。

これでもまだエコでない方のポイントがどっさり余っていたので、これらはiMac 27''の4GB SO-DIMM x 4に化けた。

ところでこのエコポイント、12月から順次縮小の上来年4月には廃止されるようである。そのためにわざわざいろいろ買う必要はないと思うけど、我が家のように経年劣化したものを順次取り替えるケースであれば絶好の機会かも知れない。クリスマス商戦は、少し前倒しにしておくといいかも。

Dan the Man with Too Many Home Appliances to Maintaitain