というわけで、早速試してみた。
Apple、日本のiTunes Storeで映画の提供を開始本日から、20世紀フォックス、パラマウント・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・スタジオ、ワーナー・ブラザース、ユニバーサル・ピクチャーズといった主要なインターナショナルフィルムスタジオ、そしてアスミック・エース エンタテインメント、フジテレビ、角川映画、日活、松竹、東映といった日本のコンテンツ・パートナーからの1,000本以上の映画をHD(ハイデフィニション)またはSD(スタンダードデフィニション)でレンタルまたは購入することができます。
- 借りる・買う手軽さは音楽やアプリと同じぐらい。要するにワンクリック。これはヤバい。しかし一つのタイトルに対し、(借りる|買う) x (HD|SD) と最高で4種類アクセスする方法があるのに、これらの区別が視覚的にちょっとわかりづらい。試しに「イヴの時間」を借りてみたのだけど、HDを借りるつもりがSDを借りてしまった><
- SDでも、ファイルは1GBを超す。それでも2分弱でダウソ完了。HDだとその三倍ということになる。
- ファイルの拡張子は
.m4v
- しかしiTunes以外のアプリ、またはiOSデバイスへ転送しないと視聴できないようになっている。これは QuickTime Player で開いてみたところ。
- 視聴中にスクリーンショットを撮ってもこうなる。
- しかしiOSデバイスだとこのとおり。 まあこれくらいは片目をつぶるべきだろう。
- Apple TV がまだ出荷されていない時点における一番の視聴デバイスはiPad。しかし現行のiOS 3.2の iTunes アプリ からは映画の購入/レンタルはできない。iPhoneのiOS 4.1はすでに対応しているのに。おそらく明日にでもリリースされるとの噂のiOS 4.2で対応するのだろう。
- iTunesからiOSデバイスには、レンタルされた映画はコピーではなくて移動という形がとられている。移動すると移動元からはコピーがなくなる。
- その代わり、移動元で視聴していた時点から再生されるので、「続きはiPadで」という使い方ももちろんOK
- なぜかiTunes Home Sharingでは移動できず。iOSデバイス→iTunesという移動はできるのだが。
総じて、なかなかよくできていると感じた。延滞料金の心配をしなくてもいいのは素晴らしい。コンテントも古いものであれば200円からある。
とはいえ、映画はネットで配信するにも、そしてiOSデバイスで視聴するにも長過ぎる感じもするし、新作HDが500円というのも微妙な金額だろう。TV番組を100円で配信すれば爆発的に売れると思うのだが…
そのためにも、コンテントプロバイダーにはいい意味で味をしめて欲しい。VHSやDVDもそうやって普及したのだし。そうなる公算は極めて高そうだ…
Dan the "Window" Shopper
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