おお、目覚めてみたら出来ている。
福島原発の放射能を理解するアメリカのBen Monreal教授が非常に良い解説を作ってくれました。もちろん個人的な見解ですが、我々ツイッター物理クラスタの有志はこれに賛同し、このスライドの日本語訳を作りました。能力不足から至らない点もありますが、皆さん、これを利用して自分の周り(家族、近所、学校など)で国民の不安を少しでも取り除くための「街角紙芝居」に出て頂けませんでしょうか
というわけでこちらでも紹介します。
翻訳者のうち野尻美保子さん(@Mihoko_Nojiri)さんと前野昌弘さん(@irobutsu)は震災前からちょくちょくTLでバカ話をしていたので、その作業の一部始終を拝見しておりました。訳語チェックでほんの少しだけ私もあいの手を入れさせていただきました。
- Benjamin Monreal, UCSB, How Bad is the Reactor Meltdown in Japan? - original
- 福島原発の放射能を理解する - 今回の邦訳
- Google Doc Viewer で見る
とくとご覧あれ。
Dan the Follower Thereof
1.米側の支援申し入れは、原子炉の廃炉を前提にしたものだったため、日本政府や東京電力は冷却機能の回復は可能で、「米側の提案は時期尚早」などとして、提案を受け入れなかったとみられる。
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日本の原発政策のinitiativeをアメリカが握ることになる。そのことに触れられていない。
2.米政府が原子炉冷却に関する技術的な支援を申し入れたのに対し、日本政府が断っていたことを民主党幹部が17日明らかにした。
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技術的な支援が「水」を運ぶというもので、全く意味がないものである点に、読売新聞が触れていない
という点ですよね。