よくできているのでこちらでも紹介。

初出2011.03.20; 2011.05.02改訂
  • Radiation Chart ≪ xkcd
  • 普段から自然に浴びている放射線の量を一目で比べられる巨大なインフォグラフィクス(翻訳済) – DNA
    東北地方太平洋地震に関連して、自然界に存在する放射線量と様々な安全基準を一目で比べられる便利な図が公開されています。放射線被ばくが心配な人もたくさんいると思いますので日本語に訳してみました。「今テレビで言ってた○○シーベルトってどれくらいなのかなぁ」と直感的につかみたいときにとても便利です

    クリックで原寸

    放射線量チャート

    被検索を高めるため、文字おこしも。

    μSvオーダー

    • 0.05μSV 誰かの横で寝る
    • 0.09μSV 原子力発電所の周囲80km以内に一年間住む
    • 0.10μSV バナナを一本食べる
    • 0.30μSV 石炭火力発電所の周囲80km以内に一年間住む
    • 1.00μSV 腕のX線撮影
    • 1.00μSV CRTモニターを一年使う
    • 1.20μSV コロラド平原のような、平均より自然放射線の多い場所で一日過ごす
    • 5.00μSV 口腔または手のX線撮影
    • 5.00μSV 福島原発の周囲の平均的な都市で一日過ごす(3月17日で3.5μSV程度)
    • 10.00μSV 平均的な人が一日に浴びる自然放射線の量
    • 40.00μSV NYからLAまで飛行機に乗る

    mSv(= 1,000μSv)オーダー

    • ~0.06mSv 上リストの被ばく線量の合計
    • 0.02mSv 胸部X線撮影
    • 0.03mSv EPA(米国環境保護庁)が定める原発からの年間放射線量目標値
    • 0.08mSv スリーマイル島原発事故で周囲16km以内にいた人の平均合計被ばく量
    • 0.25mSv EPA(米国環境保護庁)が定める原発からの年間放射線量上限値
    • 0.39mSv 体内のカリウム(40K)が一年間に発する放射線量
    • 1.00mSv EPA(米国環境保護庁)が定める一般人の年間被ばく量
    • 1.00mSv スリーマイル島事故で観測された最大被ばく量
    • 1.00mSv 福島の避難区域に2週間滞在した際の典型的な被ばく量(ただし北東部ではかなり大きくなる)
    • 2.00mSv 頭部のCTスキャン
    • 3.60mSv 3月16・17日に福島原発の50km北東で観測された一日あたりの放射線量(ただし他の地域では殆ど上昇みられず)
    • 4.00mSv 普段の生活の中での被ばく量。85%は自然由来、その他のほとんどは医療行為による
    • 5.80mSv 胸部CTスキャン
    • 6.00mSv チェルノブイリ原発近辺における1時間あたりの放射線量(2010年)(ただし場所により大きく変化)
    • 50.00mSv 米国内の原子力産業従事者の年間許容被ばく量

    1000mSv(= 1Sv)オーダー

    • 40mSv 福島の避難区域の北東端にある測定所のおける数値
    • 75mSv 上リストリストの被ばく線量の合計
    • 100mSv ガンのリスク上昇が見られる最低被ばく量
    • 100mSv 重要施設の作業員の被ばく量の総量
    • 180mSv 福島の作業員2名の被ばく量
    • 250mSv 生命保護活動従事者の被ばく量の総量
    • 400mSv 短時間で浴びたときに毒性が表れる放射線量(場合による)
    • 2,000mSv 死亡する可能性もある深刻な被ばく
    • 4,000mSv 治療しても助からない可能性がある非常に深刻な被ばく量
    • 8,000mSv 致死被ばく量
    • 50,000mSv 事故直後のチェルノブイリ原発の炉心が10分間に発する放射線量

    404 Blog Not Found:東日本大震災 - 紹介 - 福島原発の放射能を理解する」とあわせて。

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