何μSvぐらいふいたのだろう。
兵站と局所合理性について (内田樹の研究室)兵站学。本義は「輸送、宿営、糧食、武器、人馬の補給管理、傷病者の処置などに関する軍事科学の一分野」。日本陸軍は伝統的に兵站を軽視したことで知られています
こういってる端からこうだもの。
兵站と局所合理性について (内田樹の研究室)(1) すべての原発の即時停止と廃炉と代替エネルギー開発のための国家的プロジェクトの始動
兵站は、「どっち」ではなく「なんぼ」の世界。
ちょっと違う。定性的vs定量的。論理と感情に両者の違いはさほどないが、方や「どっち」で満足し、方や「なんぼ」まで悩む< @k__ono 2011年にもなって文系理系とか言ってんじゃねえよ。その人が感情ドリブンか論理ドリブンかの違いだけだよ。人間もオブジェクトで考えろ。
「なんぼ」を考えれば、「すべての原発の即時停止」なんて言葉にもできない。
現在の東電管内の計画停電が「この程度」で済んでいるいるのは、中越地震の時に止まった柏崎刈羽原子力発電所が、今回は動いているから。1,5,6,7号機。合計982.4万kw。これを現在の東電のピーク供給力3,850万kWから引くと、2,867万kW。深夜ですら計画停電が必要になるかも知れない。
内田センセイがお住まいに給電している関西電力は東京電力以上に原発に依存している。全発電電力の48%。
によると、現在も11機のうち8機、定格出力合計で742.2万kW分が運転中。
そもそも、今回の福島原発危機だって、きっかけは停電。
電気がなければ、原発だって止められないことを、今回皆が学んだのだ。
だからといって、こう言われても納得できないだろう。
そう。まだ今回の原発放射性物質漏れ事故で死者いないのにこれだけ批判されるが、毎年数千人の死者を生み出してる自動車が批判されないのはなぜ? QT @cType_dev 車だってパソコンだって恋愛だって危険ちゃ危険ですもんね。 RT いくら頑張っても100%の安全というのは無理
飛行船で死んだ人は固定翼機で死んだ人より少ない。
それでもヒンデンブルグ号事件以降、飛行船は空の主役ではなくなった。水素を使わなくなった今もなお。原子力発電所にとっての福島原発事故は、飛行船にとってのヒンデンブルグ号事件になると、私は見立てている。
まだ改善の余地があっても他の技術の陰に隠れてしまった技術は少なくない。SLだってそうだ。日本では観光用しか残っていないが、まだ使われている地域もある。しかしディーゼル機関車や電気機関車に置き換えられるべきという認識は世界共通だ。「諸君、私は原発が好きだ」と私は言った。私が飛行船やSLを好きなように。
まとめよう。
- 現在稼働中の原発は、止められない
- それ以上に、原発の新設は認められない
これが、今日のラフコンセンサス。
Dan the Practical Engineer
> 2. それ以上に、原発の新設は認められない
停止中の炉の再稼働も認められない
このへんはもめそうですが。