やっと出たと思ったらWifiのみでも$349.99?
自分のものにならない製品にそれは高杉内科医?
ある意味、普段からchromeユーザーである私にとっては、新鮮さがほとんどないという罠がここに同時にあるわけですけどね。
そう。終わっている。
終端である(terminal)、という意味で。
キャッチコピーにしてからが、Nothing but the Web。
Chromebookには、ユーザーはいてもオーナーはいない。
ユーザーがownするものは、すべて梅田望夫の言うところの「あちら側」にあるからだ。
「盗まれても壊しても失うものはなにもありませんよ」ということは、「愛着をわかす理由もありませんよ」ということだ。
まさに学校やオフィスの備品にはうってつけ。私が非IT系企業のCIOや学校の備品担当だったら飛びつかずにはいられないだろう。
しかし身銭を切るかとなれば、話は180度変わる。$350出せば、Splashtop OSが入ったネットブックが買える。SSDが入ったものは少ないけれど、それはWindowsがかさばるからで、Ubuntuなら16GBあれば余裕だ。もう$150あれば、iPad 2が手に入る。
これらの製品がどれだけ面倒でどれだけ脆弱になるかは使い方にもよるが、「使い方による」のはそれが「自分のもの」だからだ。誰がどう使おうが変わらないものは、誰のものにもならない。
$999 の MacBook Air を衝動買いする私が、Chromebookだと$350でも高いと感じてしまう理由がそこにある。
Chromebookの「正価」は、$99だと思う。それくらいが「愛着をわかさなくてもおk」の派境ではなかろうか。
Dan the Old(-Fasioned) Man Who Still Wants to Own Gadgets
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