MobileMeの頃から存在していたのですが、iCloud化によりBack to My Mac(どこでもMy Mac)という素敵機能が無料で使えるようになりました。
Back to My Mac is a feature introduced with Mac OS X 10.5 Leopard that uses Wide-Area Bonjour to securely discover services across the Internet and automatically configure ad hoc, on-demand, point-to-point encrypted connections between computers using IPSec. It requires users to have iCloud set up, as well as an Apple ID.
これを使うとファイル共有や画面共有といった、通常LAN内でしか出来なかった共有がインターネット経由で、しかもNAT越しに出来るというありがたいものなのですが、実はSSHも通るのです。
ただし、MobileMeの頃とは勝手が少し違います。
MobileMeの頃は、ホスト名にはyourmacname.appleid.members.mac.com
を指定していました。ここでyourmacnameは共有設定で指定した名前、appleidはappleid@me.comなのですが、iCloudではこれが以下のように変更されたようです。
yourmacname.uniqueid.members.btmm.icloud.com
yourmacnameまでは同じでも、uniqueidって一体なんでしょうか?これを確認するには
- Terminal.appを起動
- [Shell]→[New Remote Connection…]をメニューから選択、もしくはshift+cmd+K
- [Secure Shell (ssh)から接続先のMacを選択
とすればOK。私の場合、uniqueidは8桁の数字でした。
iCloudになって明らかによくなったのは、NAT越しでのパフォーマンス。導入当初は二重NATは全く駄目で、OS X v10.6になってから二重NATでも一応繋がるようになったものの遅くて話にならなかったのが、画面共有のような重いサービスでもそこそこ使えるようになりました。右の通り今でも警告が出ることは出ますが。
特に嬉しかったのは、AndroidのWifiテザリングでも問題なく使えたこと。
404 Blog Not Found:0th Impression - htc EVO WiMAX ISW11HTただしこのWiFiテザリング、細かい設定は出来ないようだ。クライアント側ネットワークは192.168.1.0/24で決めうちなのか?UPnPも未対応みたい。このあたりは専用モバイルルーターに劣る。
Macを二台以上お使いの方はぜひお試しを。
Dan the Man with too Many Macs to Back
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