というのであれば紹介すべきは、今ならむしろDragon Dictationの方だよねJK
もうiPhoneのソフトウェアキーボード使わなくていいんだ(涙) 85円の音声入力appが凄いの件 | More Access,More Fun!このアプリ。使い方はとても簡単で、音声を認識しテキストにしてくれる。ここで「クラウド」というのがミソで、いままでのデバイスは本体のCPUで変換するものだったから使えなかったが、こちらはクラウド。つまりサーバに送ってそこで変換しているのだ。Siriと同じ理屈です
なんといっても無料だし、Siriと母体が同じだそうだし。
ASCII.jp:iPhone 4Sで話題の「Siri」、その機能を読み解く|Apple Geeks具体的な言及はなかったが、Siriの音声認識エンジンはNuance Communications(ニュアンス コミュニケーションズ)のものであると推定される。その理由は、これまで「Siri Assistant」として米国のApp Storeで公開されていたiOSアプリ(10月7日時点ではダウンロードできない)には、Nuanceの技術がバックエンドに採用されていたからだ。
認識率は、文句なしのレベル。
それも、単に認識率が高いというのだけではなく、口述筆記のことまで考慮に入れている点がすごい。たとえば左の文章は、「こがいだんもてんきしだんもてんきちんとにんしきしますまる」と口述したときの結果。
とはいえ苦手なものもあって、それがアルファベットが混じった固有名詞。
右の例では"iOS five"、"iPhone four-es"と英語読みしたときの例。ただしエンジン側で知っているものはきちんと認識するみたいで、"dragon dictation"と英語読みしても「ドラゴンディクテーション」とカタカナ読みしても"Dragon Dictation"と入力された。なお、見てのとおり iPhone 4S を使っている場合はOSネイティブの英語ディクテーションもキーボード経由でアクセスできる。
すでに認識率に関して言えば、クラウド処理のおかげで口述筆記は充分使えるレベルにある。本blogで「しゃべったー」を紹介したのはもう2009年のことだ。
それでも私が口述筆記を日常的に使っていないのは、ひとえにUI。
口述だけで完結できることがらであれば、Dragon Dictation でも充分いけるのだが、実際にはURLや写真貼付など、口述筆記しがたいものがどうしてもあり、そのためだけにアプリを切り替えるのは結構おっくうなのだ。やはり iPhone 4Sの英語キーボードの口述筆記ボタンのように、Input Method の一環として提供されるのが望ましい。Siriの日本語化を待たずに口述筆記ボタンだけでも日本語キーボードにつけて欲しいのだが。
あとAndroidは3rd PartyのIMが使えるのだから、そこに口述筆記機能をつければiOSとの差別化の一助となるはずなのだが。
Dan the (Barely) Dictatable
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