というわけで入手したのでentry。
ユーザーでよかった。
競合他社勤務でなくて。
はじめに、今回のスクリーンショットは、minusにアップロードした。livedoor blogのだと1280px以上はファイルごと縮小されてしまうので。以下、スクリーンショットはクリック/タップが等倍画像へのリンク。しかしこの等倍でも実は「等色」ではない。PNGをJPGに変換してアップロードしたので。PNGだと4MBを超えるものすらある。
- 今回も購入したのは Wifi 32GB 黒。理由は前回のiPad2の時と同じ。
- 実はその後に64GB+3GなiPad2も入手したのだが、結局運用時は3Gは封殺しているのであまり変わらない。SoftBank WiFiの登録がずっと楽なのはいいのだけど。
- iCloudのおかげで、設定は全然苦にならない。まっさらな新品があっという魔に自分のものとなっていくそのありさまは、解像度以上に「実際に使っていないとわからない」点である。ポストPCデバイスで最も重要なのはこれではないか。この点に関しては、Time Capsuleを擁するMacですら「前時代」に感じざるをえない。
- とはいえ、やはり今回一番新しいのは解像度。以下のスクリーンショットは是非等倍で見てほしい。 Revolutionaryかどうかはとにかく、ResolutionaryというAppleの豪語は誇大広告ではない。
- 404 Blog Not Found:news - Faster, Cheaper, Lighter, and Righter = iPad2
実はこの部分が一番「おしかった」り。iPhoneより大きくて重いiPadは、意外とカメラとして優秀なのだ。+100ドルでもいいからiPhoneクォリティのカメラ搭載版が欲しくなった。
この願いは叶えられた。以下は写真ではなく、稼働中のカメラのスクリーンショット。 ただし見ての通り、iPhoneのカメラを完全に置き換えるものではないのは、HDRの不在からも伺える。 - Retina Displayの恩恵を直ちに受けられるのは、なんといっても文字ベースのe-Readerだろう。
- Kindleも。
- 拙著「弾言」じゃなくて「小飼弾の「仕組み」進化論」も。 「弾言」は横書きなので縦書きの方を選んだのでした。
- 何が変わったかだけではなく、何が変わっていないかも。風呂蓋、もといSmart CoverはiPad 2のものがそのまま使える。
- My New iPadはいまだ「Dock Connect処女」のままなので、充電時間に関してはわからない。ただ電池容量が7割増(25Wh→42.5Wh)になったにも関わらずACアダプターが今まで通りなので、充電時間は伸びていると推測している。そろそろMacbookのようにMagSafeが欲しくなるかも。データのやりとりに関してはiOS5以来ワイヤレスでほぼ完全に出来るのだし。
まとめ
これで、$499、42,800円から。
出るのはため息ばかり。「今はポストPC時代」というのではなく「以前はプレiOS時代」と呼びたくなってきた。「新しいiPad」の最大の売りは、「新しい」ではなく「iPad」であることにある。買ったその日から初心者でも使え、知人や親戚に譲るときも工場出荷時状態に戻して新オーナーのApple IDを入力するだけ。「PC時代」の苦労って一体なんだったんだろう…
アップルのデザインの進め方、責任者ジョナサン・アイヴが語る : ギズモード・ジャパン他社の大部分は、何か「他と違う」ことをしようとしていたり、新しいと思わせたりしたがっていますが、完全にゴールを間違えていると思います製品を作るなら、それは本当の意味で「より良い」ものでなくてはいけません。
「新しい」抜きのiPadはそういう製品だったし、これからもそうであり続けることを証明した。
競合には、今のところスペックぐらいしか売り文句がなく、それすら「新しい」iPadで封殺されている状態にある。
このまま行くと、「タブレット」という言葉は「MP3プレイヤー」と同じニュアンスを与えられるだろう。専門家しか用いぬ一般名詞。そしてiPadとKindleという言葉だけが残る。Windows 8は間に合うだろうか? Zuneは間に合わなかったし、Windows Phone もそうなりかけているのだが…
Dan the Owner Thereof
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