今月も Software Design が出る頃となりましたので紹介です。
今回目を惹いたのは、「使えば納得 Linux Mint の魅力」。現在デスクトップOSの世界は、圧倒的なWindowsを上はMac OS Xが、下はUbuntuをはじめとするデスクトップLinuxの世界が蚕食しているという感じなのですが、そのデスクトップLinuxの世界で今勢力を延ばしているのがUbuntuではなくLinux Mintだというお話。
で、なんでUbuntuでないのかといえば、新UIであるUnityがむしろ先進的すぎてユーザーを置いてけぼりにしているからというのが皮肉。iPad以前は「このままWin、Mac、Ubuntuの三国志時代になるか」という感じだったのが、デスクトップOSそのものがiOSやAndroidといったモバイルOSの挑戦を受けるようになった今、エンドユーザーOSの世界は再び群雄割拠の時代が来たとも言えるかも知れません。
こういうのも何ですが、そろそろエンドユーザーLinuxを普及させたい人は「Windows用のハードウェアの代替OS」という立場から一歩踏み出して、最適化されたハードウェアを用意するところまで視野に入れないと厳しいかもしれません。Windows 8のSecure BootでOSの後付けが難しくなるかもなんて話もありますし。
というわけでよろしければご一読を。
Dan the Contributing Writer
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