Note Anytime – Write stylish notes, mash up handwritten text or typed text with photos and high resolution graphics; scale from a piece of paper to a whiteboard, then output to your favorite social networks. Take a Note Anytime!

記者会見が終わったようなのでこちらでも紹介。

7notesで日本のiOSユーザーを驚かせたmetamojiは、これで世界のモバイルOSユーザーを制覇するのか。

Note Anytimeのすごさを、言葉で表すのは難しい。難しいので、まずは以下をご覧頂きたい。英語であるが、言葉はいらない。

Note Anytime

Note Anytime Introduction Video from Note Anytime on Vimeo.

そしてiPadをお持ちの方は、すぐに試してほしい。異論は認めない。なにしろ、無料なのだから。

あえて言葉を弄すると、Note Anytimeは「ペイントソフトのようなドローソフト」であり、「ドローソフトのようなアノテーションツール」であり、「魔法のノートブック」である。

まずは「ペイントソフトのようなドローソフト」から。

きれいだろこれ…全部オブジェクトなんだぜ。ペイントソフトのように見えるSu-Penのイラストも、実は線画。一本一本の線が、全部アルファチャンネルをもっていて、それでこういう重ね塗りのようなイラストが出来上がる。オブジェクトなので、移動回転複製削除拡大縮小全部自由自在。

そう。自由自在。これがこのアプリの最大の意義。

しかし自由自在はかえって「型にはまった」大人にはつらい。白紙にいきなり何かを書く勇気を、大人は失っているものだ。しかしそんな大人にも本アプリは優しい。

PDFを読み書きできるのだ。

ここではSafariから読み込ませているが、[次の方法で開く…]であれば何でもいい。例えばDropboxからもいける。そして「ドローソフト」だけあって、カメラロールやフォトストリームの写真や画像も素材として使える。これが「ドローソフトのようなアノテーションツール」。

そして、「魔法のノートブック」。

metamojiのみなさんに、一つお詫びをせねばなるまい。

404 Blog Not Found:iPad - 7notesがすごすぎて感涙しそう
むしろAppleはシステムごと買い取って、iOS 5に組み込むべき。

彼らの野望と実力を過小評価するにもほどがある。一プラットフォームにおさまるものでは全くなかったのだ。実際私のGalaxy S III SC-06Dにもmazecと7notesが標準搭載されているし、そして今度は全世界の全タッチスクリーンで Note Anywhere が動くことになる。

本日のiPadは手始め。来月にはWindows 8、今年中にはiPhone、そして今年度中にはAndroidも。

こんなどえらいものを無料で配って、metamojiはどこで稼ぐつもりなのか?

これに関しては、大変面白いお話を伺ったのだが、話せば長くなりそうなので今はここまで。まずは試してみてほしい。本物のプログラマーたちによる、本物のソフトウェアプロダクトのすごさを。

Dan the Note Taker