今月もそろそろ Software Design が発売される時期を迎えました。

私は執筆陣の一翼を担っているのですが、表紙見てびっくり。

「なぜエンジニアは文章が下手なのか?」

な、なんだってー?

エンジニアほど、いざ文章document書かせれば上手な人たちもいないのに!

しかし業界と我が身を振り返れば、エンジニアほど文章を書くにあたって「明日になったら本気出す」人も少ないという反省も強くある。エンジニアにとって一番なのは製品productであって、文章は二の次三の次…

こう考えるんだ。文章も製品に欠かせない部品componentである、と。製品は、ユーザーにそれがなんであるかわかってもらってはじめて商品goodsとなる。欠陥文書が添付された製品は、それだけで欠陥製品の烙印を押されるものなのだ。

昨今でその最も痛烈な事例が、Windows 8だろう。私の連載エッセイではその伝わってなさっぷりを取り上げたが、なぜそれが伝わっていないかはあまりに明らかだ。それをPCに入れて、売る人たちの広義の文章力--つまり伝える力--があさって、いやおとといの方向に向かってしまったからだ。

文章力が気になる方は、ぜひご一読を。

Dan the Contributing Writer