妻のiMac 21.5-inch late 2009をlate 2012に移行したので品評および備忘録。
概要
- オーダーしたのは「松」。CPUをCore i7に、メモリーを16GBに、そしてストレージをFusion Driveに。
- 妻はPTA役員なので少しだけ安くなった。「はじめてPTA役員で何か得したわ」とは妻の弁。
- でも27-inchのようにメモリーも自分でアップグレード出来ればさらに安くなったのに。
- 夫のiMac 27-inch mid 2011は今回見送り。すでにSSD入りだしメモリーも32GBあるし。
移行
前回の iMac G5 からの移行では、FireWire ターゲットディスクモード 移行したのだが、楽でもあまりに時間がかかった(確か16時間ぐらい)。今回はそこまで待つ暇がないので、ここを少し工夫した。
- 出荷メールが来てから、移行元Mac内の大きなファイル(主に動画)をNASに移動。使用容量は130GB程度に。Fusion DriveのSSD側から少しはみ出る程度で、256GBの外付けストレージには余裕で収まるぐらい。
- 移行元Macの移行元パーティションを以下のようにして分割、縮小。
こうしておくことで、次の作業が楽になる。
- 移行元Macをリカバリーモードで起動してから、Disk UtilityでUSB外付けハードディスクケースに入れたSSDベアドライブ(Intel 335)に復元。パーティションを縮小しておいたおかげでブロックコピーで早い。とはいってもUSB 2.0なので2時間弱ほどかかったけど。
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そして移行先のMacが到着したら、先ほどのSSDベアドライブをThunderboltケーブルとGoFlex Thunderbolt Adapterで繋いでからスイッチオン。
- あとは初期設定画面(移行アシスタント)から「ディスク」を移行元に指定すればOK。以降元には384万以上のファイルがあったのに、何と15分未満。Thunderbolt スゲー。高いだけのことはある。
次の引っ越しでは Thunderbolt ターゲットディスクモードでOKかな…
Boot Camp vs. 仮想マシン
というわけで移行はつつがなく終了したのだけど、ちょっと苦労させられたのが Boot Camp 。妻はもはや Windows をまるで使わない人なので、率直不要なのだけど、やはり何が出来て何が出来ないのを夫は調べないと気がすまないので。
- Wireless Mouse/Trackpad というか Bluetooth はインストール完了まできちんと使いものにならないので、USB接続のキーボードとマウスを用意。
- BootCampアシスタントで、普通にWindows 7インストーラーUSBメモリーを作成。折角USB 3.0にも対応したのでUSB 3.0メモリーで。
- 再起動してWindows 7インストーラーに入ったら、今までのBoot Campのインストール手順どおりにインストール。さすがにUSB 3.0なのかものすごく早く終わった。
- で、ここが一番肝心。Windowsの初期設定でパスワードを指定しないこと。Windows 7ってユーザーがログイン、もといログオンした状態でないとドライバーの追加と削除をしない(変態め…)のだけど、そのドライバーの中には、USB接続のキーボードも含まれる。つまり Boot Camp ドライバーのインストール後に、キーボード入力なしで再起動後のデスクトップまでたどり着かないと詰んじゃうわけだ。
- USBメモリーのWindowsSupportディレクトリ内のSetupを起動して、Boot Campドライバーをインストール。
- 再起動で完了。この時点で Apple Wireless Mouse/Trackpad も使えるようになっているはず。なっていなかったら、一旦 OS X で再起動して Bluetooth の様子を確認した後 Windows で再起動してみよう。
というわけでBoot Campはかなりすったもんだしたのだけど、撃ちゲーとかベンチマークソフトとか、どうしてもハードウェアに直アクセスするソフトウェアを利用するのでなければ、仮想マシンの方がずっと便利。特にFusion Driveの場合はそうで、Boot Camp では SSD 部分が全く有効活用されないし、そして仮想ディスクよりずっと低速なのだ。
左がBoot Camp、右が VMWare の仮想ディスク。ちなみに Windows Experience Index の Disk の項目は、Boot Camp が 5.6 で VMWare が 7.9 だった。SSDどころかRAMディスクな速度が出ているのは、仮想ディスクというものが実際それに近いから。メモリーにばんばんキャッシュしてくれるのでこうなる。利便性に至っては、もう比べるべくもない。やはり Windows は仮想マシンで使うに限る。
所感
- 薄いのと同じぐらい印象的なのが、静かさ。上記のBoot Campでは全くSSDの恩恵を受けられないにも関わらず、内蔵2.5インチHDDの駆動音も、ましてやファンの擦過音もまるで聞こえない。妻も寝静まっている夜中に作業していたのに。このあたり3.5インチHDDを内蔵する27インチでは事情が異なる可能性もある
- Fusion Drive ちょー速っ。読み書きとも300MB/sを超えるしIOPsは万オーダー。実際に1Tものファイルを開くことというのは滅多にない一方。数GBのSSDキャッシュではまるで足りないので、128GのSSDとの組み合わせは見事なストライクゾーン。
- でもちょっ高っ。「竹」以上の構成のみで、23,100円のオプション。確かに512GのSSDを二本積みするとかよりずっと安いけど、それでも256GのSSDが一万円代前半で買える昨今では安いとは言えない。
- でも値段より気になるのは、BTOしか選択肢がないこと。むしろ128G SSDのみを標準にして、1T HDDをオプションにした方がSSDへの移行を率先して進めるAppleの戦略にもかなったのではないか? Thunderbolt も USB 3.0 も持っていて、外付けメディアからの起動もNetBootさえ自由自在な今日日のMacは、Windowsよりずっと内蔵メディアにから自由なのだし。
- メモリーすら拡張できなくなった iMac がいいか、Mac Proが放置プレイ状態今となっては最もいじりがいのある Mac Mini にするかというのはかなり迷うところだけど、やはりディスクリートGPUがあるのはいい。1080pでScreen Recordingしても45fps。
- とはいえ競合に対してこれでも価格競争力があるという以上、そうするのは商売として間違ってはいない。Macどおしでも MacBook Pro 15-inch with Retina Display より安価だし、ましてや余計なものがごしゃごしゃ付いている上、ファンとディスクかしましい Windows 8 な all-in-one と比べても「ちょっと高い」だけ。デスクトップで、iMacがまさかのWindows 8超えのシェア?!なんて釣り記事書かれるのもむべなるかな。
というわけで、iMacとMacBookの組み合わせは、モバイルユーザーにこそおすすめ。17''とかで全て済まそうとするより、こちらの方が広くて安上がりなのだし
2009年の記事であるが、これは今もなお事実。Mac Mini や MacBook Pro 13-inch (with or without Retina Display) にはないGPUも付いてるし、 MacBooks に置いていかれたSSD化でもFusion Driveで追いついた。そしてタッチ操作するにはこの画面は美しすぎるし、手元とディスプレイまでの距離が離れ過ぎる。なによりこの美しい画面を指紋だらけにするなんてありえない…
オールインワン界のオンリーワン解。
Dan the Santa's Little Helper
追記: 先代の iMac 21.5-inch late 2009 を Apple Store下取りサービス で引き取ってもらったところ、満額解答。これでネットの支払金額はベースモデルと同じぐらいに。
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