今月は、WEB+DB Press と Software Design が双方発売される月。
まずはSoftware Designの方から。前号の特集「なぜエンジニアは文章が下手なのか?」もかなり一般向けでしたが、本号の特集は今やそれに勝るとも劣らぬほど今や一般向けかも知れません。「いざというときに備えるシステムバックアップ」。
とはいえ中身を見てみると、主にLinux/Unixで構築された業務システムのバックアップなので、内容的には一般向けというより業界向けになってしまっているのがやや残念。業界人とてノートもデスクトップも一般人とはさしてかけ離れていませんし、業務システムのバックアップが万全でも「まかない」が紺屋の白袴状態で泣きを見るのは日常茶飯事でもあるので。
Macの方はTime Machineという定番ソルーションがすでに用意されているので一章で済むかもしれませんが、Windowsの方は私も「これでOK」なソルーションをほんと知りたいまぢ知りたい。「Windowsは仮想マシンのみで使い、その仮想マシンをバックアップ」というのは楽なのですが、反則といえば反則ですし…
それ以外の記事だと、@May_Romaの記事が瘴気、もとい怪気炎をはなっております。
WEB+DB Pressの方はこれで満12歳。こういうのも何ですが特にお祭りになっていないのが、この業界の成熟を示しているようにも感じます。むしろこの12年で大きく変わってきているのはポストPC時代に突入したクライアント側で、サーバーの設置位置こそ自前からクラウドというトレンドがあっても、Webサーバーそのものは12年前も今もApacheが定番だという…
そんな中、nginxは久々の大物かも知れません。詳しくは本誌を。
両誌ともよろしくお願いします。
Dan the Contributing Writer
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