先ほど届きました。

買いです。

先行発売されたSoftware Design 総集編 2001-2012をまだ入手されていない方は、そちらもあわせて。

これで、Software Design誌が創刊号から去年2012年分まで(ほぼ)全て手に入ります。

22年分。計254号、4万ページ、11GB。合計たったの4,578円で。

前半分の「本書」方が後に刊行されて、価格もやや上なのには理由わけがあります。

最初から電子編集されている後半分の「同書」とは異なり、「本書」はアナログだったものを電子化しているのです。見てくださいよ、これ。

SD199011

表紙、明らかに後からスキャンされています。端が少し黄ばんでいるでしょ?にも関わらず「ただの画像」ではなくテキストが埋め込まれていて、きちんと検索できます。もうね、「読者様…宇宙を、手にお入れください」てなもんですよ。

しかし1990年。湾岸戦争より前ですぞ!私が貧乏学生で、/30抜きのMac SEのRAMを1MB(GBじゃないよ!)を4MBにして「わーいこれで日本語が使える」って小躍りしていたころですかね。インターネットどころかパソコン通信の頃。とはいっても私の「初ネット」はいきなりインターネットでしたが。

「本書」をひも解く--具体的には中身をHDDにコピーして全文検索などしてみる--とわかりますが、創刊当初から同誌はUnix指向、技術指向、そしてギーク指向でした。だからこそPC黄昏時代の今も生き延びている…

次の20年も、ありますように。紙でなくてもいいから。

Enjoy!

Dan the Reader (was too Young to Contribute an Article)