とは、 Monsters, Incorporated のスローガン。

製作映画、100%ハズレなしのPixarの作品の中で、今のところ一番気に入っているのがこれ。ファインディング・ニモの方が売れたようだけども、ストーリーの面白さではこちらが上。特に、Rozおばちゃんの使い方が秀逸。あと、ニモはNG集がない点も減点対象:) Mr. IncredibleではぜひNG集の復活を。

まだ見ていない方は必見。ふところが寒い方は こちら。おまけ映像とゲームがない代わりに半額以下です。

(これより先一部ネタバレ)

それにしても、世襲で今までやってきた大企業が、業績面で曲がり角にさしかかった時に創業者の子孫である経営者が勢い余って法を踏みはずしてしまうというあたり、某鉄道会社を彷彿とさせる。もっとも、Monsters, Inc.の社長はまだ「カリスマ従業員」を放逐するにあたって葛藤もあったが、某鉄道会社社長の場合は会社を救うという悲壮感すらなく、単なる公私混同を半世紀も続けていた点において上であろう。

これが Monsters, Inc. であれば、その経営者を告発した「カリスマ従業員」が、思わぬ形で起死回生の逆転を演じてハッピーエンドなのであるが....

モンスターと子供の関係というのは、上場企業経営者と投資家の関係だというのはいいすぎだろうか?モンスターだって子供が怖いのだ。

2女の父としても、また一上場企業の元役員としても、大変楽しめた一作。