Open Source
Open Source の定義とはなんだろうか?
私にとっての定義は、以下だった。
Perl, the first postmodern computer languageImagine, open source is merely a byproduct of our need for family. So, look at all of you out there. You're just a big, dysfunctional family trying to create meaning.続きを読む[拙訳: オープンソースは家族の必要性から生じた副産物だと想像してみよう。君たちをごらん。なにか意味を見出そうとしている社会不適応者の大家族じゃないの]

「blogを書くまでがYAPCです」
わかっちゃいるんだけど、さすがにSteve Jobsが亡くなり、Dennis Ritchieが亡くなり、iPhone 4Sが発売され、そして長女が一つ歳をとるというのがかぶるというのはきつかった。
ビデオもアップロードされはじめたことだし、宿題を片付けておくことにしよう。
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まずはおめでとう。
Perl Trademark In Japan | lestrrat [blogs.perl.org]We had been told that this whole process would take about a year, and finally I'm happy to announce that this decision has been reversed, and the above mentioned trademark has been revoked (I'm not a lawyer type, so excuse me if my words of choice there are not technically correct).続きを読む
早川書房富川様より献本御礼


繁栄 - 明日を切り拓くための人類10万年史
Matt Ridley / 柴田裕之 / 大田直子 / 鍛原多惠子訳
[原著:The Rational Optimist: How Prosperity Evolves]
本書読了後は、こうはっきりと断言できる。
悲観主義は、無知の産物である、と。
本書は訳書であるが、その意味においてまさにこの国の人々のために書かれたような一冊である。その繁栄の頂点にいる人々が、悲観主義の頂点にいるなんて、悲劇でなくて喜劇なのだから。
続きを読む幻冬舎穂原様より献本御礼。
慶ぶべきことである。
「伽藍とバザール」や「それがぼくには楽しかったから」でハッカー達がさんざん主張し、私自身「弾言」でも繰り返したことが、やっと「外の人」にも理解されるようになったのだから。
なのに、なぜこう感じてしまうのだろう。
「おまえに言われたくない」、と。
続きを読む一蹴するまでもない。
フリーソフトに社会的責任がナンセンスなら、無料サービスにも社会的責任はあり得ないですよね。: CONCORDEだったら、それこそTwitterのような無料サービスに対しても、社会的責任を求めたり、そこの無料ユーザーが社会的責任を前提にした『真顔案件』──政治活動とか災害速報とかビジネスとか──に使おうとあれこれ画策したりすることにも、当然に「ありえない!」と一蹴しますよね?
すでに一蹴されているのだから。
続きを読むというわけで Chromium OS というのが出たのですが...

- 404 Blog Not Found:news - Google Chrome OS ってどう(なる)よ?
- Official Google Blog: Releasing the Chromium OS open source project
- Chromium OS (The Chromium Projects)
- [速報]グーグルが「Chrome OS」ついに公開! ソースコード含む詳細を明らかに − Publickey
予想を大幅に orz る出来、というか設計しそうだったので。
続きを読むなんで「政権スタート後、まだ2日目」の、マニフェストにも明記していない「口約」にネットがこれほどこだあわっているのか、twitter経由で言語化に成功したのでまとめ。
続きを読むこちらもまたオライリー矢野様より定期便にて献本御礼。
素晴らしい。脱帽。
理論に関しても、実践に関しても、オープンソースに関してこれ以上書かれているものは現時点で存在しない。オープンソースという言葉から利益を得ている人は必読。
本書を買わなくてもいいから。
そう。本書は原著のみならず、訳文も全文が CreativeCommons Attribution-ShareAlike (3.0) で公開されているのだ。
続きを読むなんとまあ。
IBMの時とは違って、今度はSunの方も首を縦に振っている。
しかし、私の感想は
Twitter / Tajima: 本物の光の玉が、たかが水晶の玉に食われたのか! ht ...本物の光の玉が、たかが水晶の玉に食われたのか!
に近い。IBMの方がよかったなあ。
続きを読むあまりにムカついたので、感謝することにした。
例えば、これ。
水村: 英語圏でインターネットのいい部分がたくさん出ているのは、梅田さんが書いておられるように、西洋には、パブリックという概念がきっちりあったのも影響していますよね。
梅田: そこが究極の差ですよね。
こういったパブリックの欠如を嘆く人たちに共通していることが二つある。
続きを読むまず各論と総論に話を分ける。
「がくっぽいど」7月末発売 “ニコ厨”漫画家・三浦建太郎さんのイラストで - ITmedia News翌日さっそく三浦さんから連絡があり、がくっぽいどのイラストを快諾してもらえたという。しかも無償で。プロは無償で商品を作ってはならない - E.L.H. Electric Lover Hinagiku
結論:三浦健太郎自重。続きを読む

いよいよYAPC::Asia::2008は本日。
遅刻するわけにも行かないので手短かに。
2008-05-14 - 未来のいつか/hyoshiokの日記10年間OSSになんらかの形でかかわってきて、自分なりにOSSというものの本質を理解したつもりだったが、ふと考えてみると本当に自分はその本質を理解していたのだろうか、その本質に少しでも近づいたのだろうか不安になる。続きを読む
これは、同意、というよりちょっとひがさん読みが朝杉、と思うけど、
モッチーに絶望した - ひがやすを blogMatzは、すごい人だけど、Matzとの対談で、オープンソースの人間的本質がわかったと思っているモッチーには、絶望したよ。
ここじゃない、というところにちょっと驚き、
シリコンバレーからの手紙:目からうろこが何枚も落ちたオープンソースの“人間的本質”TB先:目からうろこが何枚も落ちたオープンソースの“人間的本質” - My Life Between Silicon Valley and Japan
しかし日本人でたった一人だけ、世界中の人々が使うソフトウェアをオープンソース方式で開発したリーダーがいる。続きを読む
著者より献本御礼。
びっくりした。
なぜなら、「なぜオープンソースがうまく行くのか」の答えが、「あさっての方」から来たからだ。
これはblogger必見の一冊でもある。
「なぜblogを書くのか」の答えも、ここに書いてあるのだから。
続きを読むそんなこと禁じる権利は誰にあるのか?
公序良俗に反する歌詞を含む楽曲について - ピアプロ開発者ブログVOCALOIDを用いて楽曲を制作する場合、「VOCALOIDライブラリ使用許諾契約書」に記載されております通り、公序良俗に反する歌詞を含む合成音声を公開または配布することを禁じております(※)。続きを読む
問題は、それがなぜか、ということ。
Matzにっき(2008-01-01)高速HTTPサーバMongrelの作者であるZed Shawが、 Ruby(やRails)を離れて、LuaやPythonやFactorに移ろうか、という話。
「RoRコミュニティが『アホでバカで低能』」だから、というのでは、半分しか読んだことにならない。
『ワーキングプア』まで読み取らないと。
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Can't agree more!
まつもとゆきひろのハッカーズライフ:第10回 ソースを読もう (2/2) - ITmedia エンタープライズこのように、ソースコード読解の経験を積むと、読みやすいソースコードと読みにくいソースコードがあることに気がつくと思います。わたしが最悪と思ったのは、(失礼ながら)Perl5のソースコードです。続きを読む
もう来てますよ。
たけくまメモ : クリプトン伊藤社長の「態度」そして著作物そのものより、著作物を生み出す「場」や「ツール」を作り出す人が、ヒットミュージシャンやヒット作家の作品と同じように評価され、スターになる時代がきっと来るでしょう。
ソフトウェアの世界では。
続きを読むというわけで、その続き。
404 Blog Not Found:ニコニ考 - オープンソースプログラマーとニコ厨の違いその力学が一体何なのか。ここまで書いてもう時間がなくなった。もう出かけなければ。というわけで続きはまたの機会に。続きを読む
ひさびさのニコニ考、今度は私が一番気になっている点を考えてみる。
続きを読む半分同意。
きしだのはてな - 2007-09-10「車輪の再発明はするな」という言葉で車輪の再実装を阻む行為は、「車輪を実装した」という経験をもたせないようにして、先行者利益を確保するという、孔明の罠なのです。続きを読む
「有害な“正論”」にふさわしい一コマ。

技術者の場合,自分の腕一本で食べているのだから,自分だけが持っている知識やスキルを,簡単に他人に伝授してはいけない。職人に上下関係はない。上司も部下も全員がライバルなのだ。教育の名のもとに安易に極意を伝授してしまったら,いずれは部下に取って代わられ,泣きを見ることを覚悟しなければならない。続きを読む
これを読んで、なぜオープンソースがうまく行くかがまた少し理解できたような気がした。
Who is to blame? (内田樹の研究室)マニュアルというのは責任範囲・労働内容を明文化することであるからであるが、ミスはある人の「責任範囲」と別の人の「責任範囲」の中間に拡がるあの広大な「グレーゾーン」において発生するものだからである。続きを読む
しかしバザールを可能にしたのは何なのか?
ユメのチカラ: オープンソースの破壊力Richard Stallmanの功績は、GPLというライセンスを発明した事にあるが、80年代から90年代中頃まで、Richardとごく一部の周辺の人達くらいしかGNUの開発に参加していなかった。実際、Richardはインターネットの向う側のプログラマを信用していなかったので、パッチや改良を貰うときにFSFに著作権を譲渡するような書類にサインさせていた。彼の人柄かもしれないが、当時バザールは発生したとは言えないと思う。
gcc、ではないのか?
続きを読むやったことがある人は手をあげること。
レジデント初期研修用資料: 人生に必要なことはすべてゲームセンターが教えてくれた日曜日の朝なら監視が薄くて、電源コンセントを抜き差ししたり、 誰かが電子ライターを持ち込んでみたり。
そして、電子ライターがゲームとどういう関係があるのかわからない人も。
続きを読むあれ?一番大事な奴が抜けている。
Geekなぺーじ:プログラマがC言語を学ぶべき10の理由「Ten reasons why every programmer should learn C」という記事がありました。 個人的な感想ですが、何と無く言いたい事はわかる気がしました。 ただ、多少誇張している(言い過ぎ/嘘)かなと思いました。 あと、恐らくLinuxとオープンソースなどを念頭において書いているんだろうなと思いました。続きを読む
[中略] ちょっと言いすぎ感も漂う内容でしたが、面白かったので訳してみました。
もちろん読ませていただいております。オリジナルも日本語版も。読んでいるどこか2000年には京都でご本人とお会いしております。
404 Blog Not Found:経済学からの伝言-山形さんのコメントオープンソースがどうしたこうしたと言いながら、拙訳のエリック・レイモンド「伽藍とバザール」三部作もお読みいただいていないということでしょうか。もう10年も前に、似たような疑問を抱きながら、疑問を抱いた自分に自己陶酔するだけでなく、ちゃんとそれに対する答えを考えて勉強した経済学の素人がいたのです。そしてかれは、実際に経済学にとっても示唆的な成果を挙げました。
しかし、ESRの提示したbazaarは、「なぜopen sourceがうまく行くか」は上手に説明できても、「それを既存のeconomyと協調させるにはどうしたらよいか」という答えにはなっていません。
続きを読むMatzさん経由で知るというのもなんだかなあ。TBぐらいくれてもいいのに、と思ったけど、「賞」のサイトはTBを飛ばせない模様。
今年のOSS貢献者賞発表にあたって - sado (10) のジャーナルまず一人目はDan Kogai氏。彼の思考のすさまじい回転力には付いていけない部分もあるが、オープンソースに関しては妙に説得力があり、実績もある。で、この1年間に関しては公共電波で「オープンソースプログラマー」などと連呼しまくった人間は彼しか存在しないわけで、話題性的には十分だろう。オープンソースのコードをいじっててもリッチマンになれるという幻想を若者に抱いてもらうには貴重な人材かもしれない。
gniibeさんもおめでとうございます。
続きを読む私は作家平野啓一郎は知らないが、梅田氏の対談相手としての平野啓一郎に関しては少しだけ知っている。「新潮」に載った対談も面白く読ませていただいた。
その平野氏が、「Webに書かれる対象」としての自身を語ったのが以下である。必読。
平野啓一郎ブログ - web2.0的世界において、「名誉」を守るということについてつい最近になって、私は知人の忠告から、wikipediaの「平野啓一郎」の項目を見てみたのだが、そこで目にしたのは、極めて不快な事実だった。最初の私についての極当たり障りのないプロフィールに続けて、次のような記述がある。
これに関するentryを書いていたら、長くなりそうなので話題ごとにentryを分けることにした。まず最初は、「自分が編集権を持つ場において語られている自分をどう扱うか」。
続きを読む問題は、それがなぜなのか、という点につきると思う。
ユメのチカラ: オープンソースの生産性まとめるとOSSは、通常のソフトウェアよりも欠陥が少なく、世界最大のソフトウェア会社よりも開発力があり、技術革新を促進している。続きを読む
なぜ、すでに存在して久しかったOpen Sourceという考えかたに、1998年になってからやっと名前がついたのか?
ユメのチカラ: 1998年とはなんなのか?せめてGNU emacsくらいを持ってきて欲しかった。
タイトルのとおり、サルマネにもコストがかかるからである。
続きを読む以下の主張には、以下の反論が考えられる。
404 Blog Not Found:サルでも生産性が上がるオープンソース今まで上手く行ったオープンソースプロジェクトを見ると、一つの点に気がつく。
オリジナリティの欠如、だ。
成功したオープンソースプロジェクトには、すでに「オリジナル」を凌駕したものも少なくないではないか、と。
続きを読むというわけで、続き。
404 Blog Not Found:1998年じゃ遅すぎる次のentryからそのあたりを考察していくことにしよう。
主題は、こちら。
「Googleはオープンソース組織を内部に持つ営利企業」---梅田望夫氏が語るシリコンバレー精神とオープンソース:ITpro謎のひとつは「スケジュールもなければロードマップもない。てんでばらばらなのに,非常にクオリティの高いソフトウエアが生まれてくる」(吉岡氏)という,オープンソース開発モデルの生産性の高さだ。続きを読む
私も参加してました。
ユメのチカラ: 梅田望夫氏との対談イベント:「シリコンバレーのビジネス風土」と「オープンソースの思想」やりました、対談イベント。オープンソースの話が多すぎた。My Life Between Silicon Valley and Japan - 昨夜の対談イベントの音声、YouTube映像
ちなみに、ときどき会場から突っ込んでいる人はDan Kogaiさんです
多すぎたといっても、とても充分話されたとは言えないので、その「語られていない」部分をネタにしようと思う。
続きを読む実は、ここにも高速道路と出口渋滞がある。
雑種路線でいこう - OS研究が再び盛り上がる,かも知れないここからは完全に仮説だが,僕個人は再びOSのアーキテクチャを大きく変える地殻変動が起きつつあるのではないかと考えている.続きを読む

いや、ここはmakamakaたんに一理ある。
どんぞこ日誌(2006-05-02)Text::MeCab (和製ライブラリの問題?)より。私のText::MeCabは公開停止します。D-5 出張版
おりょ、そうなんですか。両バージョンあってもいいんではないかなぁ〜。俺のWindowsでテストしてないし。続きを読む
あえて断言します。君たちは半分しかわかっていないと。
Charsbar::Note - タブとスペースの話あえて断言しときます。こんなモンはバッドノウハウなんであって、ベストプラクティスでもなんでもない、と。最速インターフェース研究会 :: タブとスペースと萌ディタの話
なんかそもそもタブを使わずにスペース4で統一せよってのはフォントサイズをピクセル単位で指定したがるデザイナの言い分みたいで気に食わない。続きを読む
To punish me for my contempt of authority, Fate has made me an authority myself.
To punish me for my contempt of Google, Fate has made me a Summer of Code Mentor myself.
続きを読むdankogai